【激レア 保存版】レジェンドクレーンオペレーターの素顔に迫ります!
こんにちは。
クレーンレンタル(オペレーター付き)、重量物釣り上げ作業、各種ラフテレーンクレーン・オールテレーンクレーンの作業・手配を手がけている東京大田区の丸良興業です。
今回は、御年63歳、レジェンドクレーンオペレーターの薮内さんにお話を伺いました。
三重県出身の薮内さんは、若い頃は全く違うことに夢中になっていたそうですが、家族を守るために20代後半で当社へ入社。
かれこれ30年以上の超ベテランになります。
数年前には、某テレビ局の情報番組でプロフェッショナルな仕事が取り上げられたこともある薮内さん。その仕事とは、なんと幅3mのショベルカーをクレーンのブームを操作しながら幅約5mしかない中で釣り上げ、ビルの屋上に設置させるというものでした。設置する場所が見えない中、高度な操作の技術と仲間との連携によって、見事約30分という中でミッションをクリアしました。
そんな薮内さんに、クレーンオペレーターになるまでのことや、仕事において大切にしていることなどを伺ってきました!
某有名アーティストと同時代に活躍?ベテランクレーンオペレーターの意外な過去!
何をインタビューするの?
歌でも歌いましょうか?(笑)
薮内さん、いつも歌うのは長渕とかですか?
その前から兄貴がやっているのは見てたんだけど。
バンド組んで。最初はフォークバンドでね。
高校に入ってからはキャロルとか矢沢永吉に影響されてロックバンドして。
そうしたら向こうでえらい人気出ちゃって。
三重県でバンドやってたんだけど、えらい人気が出てきて。
市民会館とかの大きい会館でやってたんだけど、そこに学生とかいっぱい来て満タンになるのよ。
するとそれを見た大人たちが、こいつら使えば儲かるかもって目をつけて。
その人達の主催であっちこっちの会館で演奏をやってたの。
で、それが終わったら打ち上げ連れて行ってもらって、「あざしたーっ!」なんつって(笑)
東京目指したいんでって言って。
で、こっち来たの。
あの道玄坂登ってったとこ、今はもう無いけど、ヤマハのスタジオがあったの。
で、そこでやってるときに、隣のスタジオで某超有名アーティストとかもやってて。
「おい!隣のバンドに負けねぇように頑張ろうぜ!」なんてやってたの(笑)
まぁ全然だめだったけどね。
でも、あっちこっちのライブスタジオでやったよ。
渋谷とか新宿とか六本木とかさ。
そんなことをしばらく続けていて、最後に日比谷の野外音楽堂でやったんだけど。
それくらいが27,8歳の頃かな。
それでもう辞めた。
結婚して子供もいるしさ、食わしていかなきゃいけないじゃん?
でその時に知り合いに紹介してもらったのがこれ、クレーンだったのよ。
もう60越えると歳なんて忘れたいのよ(笑)
だから思い出せない!
バンドマンが転職先にクレーンオペレーターを選んだワケとは!?
というのも、中学や高校の時って若気の至りでケンカとかするじゃない?
で、結構やんちゃして危ないこともあるのよ。するとすごい鳥肌立ってくるのね。
でもなんかそれが快感で(笑)
その時に、あ!これ俺の天職だ!って思ったんです。
じゃあ、鳥肌立つのは薮内さんにとってはストレスではないんですね。
もう快感みたいな?
俺等なんかはこの仕事が好きでやってて、やりがいがあって、機械が好きでっていう人間なのよ。
もう1つは、なんでも良いから、例えば家族を守っていかなきゃいけないとか、自分が生活していかなきゃいけないとか、そういうタイプ。
両方重なる人もいるけど。
で、一番悪いのは、遊ぶ金が欲しいからってやつ。
そういうやつもかつてはいたけど、もう辞めちゃったけどね。
遊ぶ金が欲しいからってやつは、友達裏切ってでも、サラ金で借りてでも金を作ろうとする。
そういうのはダメだよね。
クレーンオペレーターにとって大切なこと
ピッカピカでしょ?この中で一番。
だから自分の意志はしっかり持つこと!
現場行くと、急がないといけない現場もあるでしょ?
「これ早くやって!」なんて言われると慌てちゃって、確認なんかもいい加減にやっちゃうと事故を起こしてしまう。
だから、どれだけ急がないといけない場面でも、ここは鉄板敷いてくださいだとか、言うべきことはきちんと言って安全対策はしっかりやっていかないと事故につながるから。
そこが一番大事かなと思う。
あと、はっきり物事を言うこと。
できないことはできない!って言う。
それから、じゃあどうすればできるのかっていうのもちゃんとこっちから説明して相手に納得させないと。
あっそれはちょっとできませんね…なんて曖昧な言い方じゃダメよ。
例えば、クレーンの腕がいくら良くても、現場行ったら誰かが呼びに来るまで寝てるとか、呼びに来たら来たで「ウィーッス」みたいな態度じゃあダメだね。
遅刻したりするのもダメだしさ。
すべてできないとダメよやっぱり。人間的に。
でも、そこが分かったのも俺も40過ぎてからだからね。
でも、まぁだんだん自分もこの仕事でお金もらって食わしてもらってるんだなって分かってきたのが40過ぎてもう50手前ぐらいだから。
これからクレーンオペレーターになる後輩にはどう接したい?
そんな若手とはどんな風に接しようと心がけているとかありますか?
向こうから話しかけてきたらもちろん応えるけど。
昔はよく若いの一緒に飲みに行こう!とかってやってたけど、最近はそういうのもないしね。
若い子が1人とか2人で入ってきたらそういうこともできるかもしれないけど、今は結構団体で来ることが多いから。
そうなると、若いのは若いの中でグループとか作ってるから、俺らがそこに入るのもね…
だから、仕事に関することは言うけど、それ以外のことはある程度自由にやらせてるかな。
でも事故したとか、ちょっとクレーンが下手とか、それはしょうがないことなのよ。
やっていけばだんだん覚えていってそれは成長するから。
ただ、遅刻するとか挨拶ができないとか、態度が悪いとかってなるとそれは言わないとさ。
それは言ってるけどね。
クレーンオペレーターとしては大ベテランの薮内さんの今後の目標は?
俺はね、健康って食べるものと身体を動かすことが全てだと思ってたの。
でもだんだん快眠も大事だってことに気づいて。
だからちょっと良いマットレス買って寝てみたら、朝起きた時の目覚めが全然違ったりね。
で、この3つだなって思ったの。健康って。
でも、まだ大事なことがあったの。
やっぱり人間だから、仕事のストレスだとか、他にもいろんなストレスがたまるでしょ?
それをどうやって自分で解消するのかっていう、この4つだね。健康には。
食べるもの、運動、快眠、ノンストレス、これが大事だなと思うよ。最近。
では、そのストレスの解消法は何ですか?薮内さんにとって。
じゃあ…そろそろインタビュー始めますか!
いかがでしたでしょうか。
ベテランながらも気さくで、面白くお話してくれる薮内さん。
やんちゃな時代もありながら、丸良興業での仕事にやりがいと誇りを持って取り組んでいただいています。
音楽もクレーンもまだまだ現役!
安全と健康第一で後輩を引っ張っていってもらいましょう!
あなたもこんな楽しく頼れるアニキのもとで働いてみませんか?
丸良興業は若く、チャレンジ精神あふれる社員を応援していきます!
ご相談やお問い合わせはこちらから
クレーンの仕事に興味のある方は、いつでもお気軽にご相談ください。