クレーン作業料金の中身はこうなっている
東京、大田区から”全国へ”。
クレーンレンタル、重量物釣り上げ作業、各種ラフテレーンクレーン・オールテレーンクレーンの作業・手配を手がけている丸良興業です。
ラフテレーンクレーンも、オールテレーンクレーンも、こんなに大きな機械を動かすクレーン作業の料金とは一体どんなところにお金が掛かるのだろうと気になったことはありませんか?
今回はそのような作業料金の、車両レンタル費以外の部分についてお話したいと思います。
■クレーン作業にはたくさん許可が必要です
まずはじめに、クレーンを使った大掛かりな作業には、現場ごとに毎回たくさんの許可を取っておく必要があることを忘れてはいけません。
道路上での作業の場合には「道路使用許可」、
総重量20t以上のクレーン車を使う場合には「特殊車両通行許可」、
通行止めをする場合にはそこにも許可申請が必要です。
それぞれ警察署であったり国、都道府県の道路管理者などに申請書のほか通行経路を示した図面、また車両の説明書などたくさんの書類を提出し手続きしなければなりません。
丸良興業では
・道路使用許可(書類作成費、手続費用など、まとめて)3万円〜
・特殊車両通行許可 3万円〜
・通行止めの許可 5000円〜
にて代行申請を承っています。
特殊車両通行許可に関してはクレーンを先導する先導車も付けることが義務付けられています!それから通行止めには近隣への書面配布でのご挨拶も欠かせません。
ここにも仕事が発生するわけですが、弊社ではこれらも含め一括して承っています。
■工事には安全確保のための設備も必要
そして工事の時によく見かける「作業帯」。
作業エリア周辺をカラーバーなどで囲って通行者の安全を確保する資機材です。
これらの設置にも費用が発生します。
作業エリアとする範囲の広さによって使用する資機材の数も変わるため(ちなみに歩道の確保も必ず必要です。基本的に自転車と自転車が交差できる程度の1.5m以上)、一概に料金をお伝えすることができないのですが、
用意するものとしては…
・カラーコーン
・カラーコーンに取り付けるウェイト
・カラーバー
・工事中の看板
・通行進路を伝える矢印板
・ライトのバルーン(夜間作業の場合)
・発電機(夜間作業の場合)
などです。
日中の作業では数千円〜、夜間作業の場合には3、4万円〜
となるケースが多いです。
加えてこれら資機材の運搬費、ガードマンの費用が別途かかります。
弊社はこの様な資機材も自社で持っていますので、ご依頼いただく際に余計な手間をおかけしません。(ガードマンの手配も私たちが行っています。)
■その他の費用
丸良興業では、東京近郊の現場は燃料費を別途いただいておりません。
車両レンタル費の中に含んでいます。(オールテレーンは除く)
東京から離れる場合に関しては、別途回送費をいただいています。
それから大きいクレーンを使う際には、車体の重量を支えるため歩道の養生が要りますので、鉄板やベニヤを敷くときにはその作業料金も出てきます。
以上、大まかなご説明ではありましたがクレーン作業にかかる料金内訳のお話でした。
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