【作業事例】こんなこともやります!植木の移植作業でもピタゴラスは大活躍!
こんにちは。クレーンレンタル(オペレーター付き)、重量物吊り上げ作業、各種ラフテレーンクレーン・オールテレーンクレーンの作業・手配を手がけている東京大田区の丸良興業です。
今回はピタゴラスの作業事例です。作業の現場は閑静な都内の住宅地。お庭の改築にともなう植木の移植です。え、木も吊るの?って思いますよね。そうなんです、吊ってしまうのです。木の重さって意外と知られていませんが、今回吊ったもので一番重かった木はなんと900kg!これでは確かに人の手ではどうにもならないですよね
13tクレーン?ピタゴラス?作業内容によって使い分けよう!
今回の作業は重量的には13tクレーンでも対応できました。しかし依頼内容としては、既に植えられている木があるのでそれらをかわしながら新たな場所に設置をするというもの。
個人宅のお庭なので、植木同士の間隔が十分にあるわけでもなく、かなり細かく作業しなくてはなりません。そこでピタゴラスです!今までのコラムでもご紹介している通り、ピタゴラスの最大の特徴は「高さに強い!」「そして小回りがきく!」ことです。
既存の植木をかわしての移植ということで、作業対象の木をいったん高いところまであげなくてはなりません。ピタゴラスは15mブームが伸びたら、そこからさらにジブが16m伸びますが、伸ばせば伸ばすほどパワーは落ちるので、その辺は吊り上げ物の重量との関係で微調整しなくてはなりません。ブームやジブの角度も考慮にいれなくてはならないので、実は複雑な作業なのです。
アウトリガーを張り出して安定性を確保。都内の狭い道路では工夫が必要だ!
都内の住宅地なので、周辺の道路はそれほど広くはありません。ピタゴラスを停車していた道路も決して余裕のあるのもではなく、最初はアウトリガーを出さずに作業をしていました。しかし木の重量は意外と重く、作業を進める中で能力の限界を感じるようなこともあったので、片側だけアウトリガーを出して対応しました。都内ではよくあることですが、周辺の条件が悪く(道路の幅、隣接する建物、電線など)クレーンの性能を発揮できないときがあります。そのような時に別のプランを考え柔軟に対応するのもクレーンオペレーターの力の見せ所なのです。見ているのとやるのとでは全然違いますね。
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クレーン作業は、現場の条件によって機種や作業方法も大きく変わってきます。丸良興業では多種多様なクレーンを揃えており、熟練のオペレーターも複数在籍しているので、作業内容に合わせて最適なクレーンを提案することができます。重量物吊り上げを検討されている事業主様の皆様は、お気軽に丸良興業までご相談ください!
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