【作業事例】今や丸良興業の定番作業。ラフタークレーンで歩道橋の階段撤去!
ラフタークレーンでの歩道橋撤去
作業難易度:☆☆
こんにちは。クレーンレンタル(オペレーター付き)、重量物吊り上げ作業、各種ラフテレーンクレーン・オールテレーンクレーンの作業・手配を手がけている東京大田区の丸良興業です。
今回は歩道橋の階段部分の撤去作業です。丸良興業では歩道橋撤去に伴うクレーン作業をコンスタントに依頼されているのですが、迅速な対応と作業の精度が好評で、今ではすっかり丸良興業の定番作業となっています。
今回は弊社からも近い大森の歩道橋の階段撤去作業に行ってきました。
歩道橋撤去は長期戦。まずは階段から
歩道橋の構造を知っていますか?日頃から歩道橋を利用している方や建築構造物に興味がある方はわかるかもしれませんが、歩道橋の階段部分は構造的には全く役割を果たしていないのです。歩道橋の“橋”の部分を支えている柱はきちんと別にあるので、撤去の手順として階段からやることは全く問題がないのです。今回の作業は歩道橋に付随している6か所の階段のうちの1ヵ所を撤去するものでした。
使用したのは60tクレーン。4年目の山本が大活躍!
今回の作業で使用したのは60tのラフタークレーンです。オペレーターは弊社4年目の山本。ちょうど一年前に取材したときは35tラフターに乗っていましたが、その後順調にステップアップをし、今では60tラフターを運転するまでに成長しました!60tラフターと言えばクレーン車の中堅クラス。車体も35tラフターよりも一回り大きく、慣れた35tラフターから移行したばかりの時には車体感覚を覚えるまでに苦労したようです。クレーン作業は基本1人で現場に行って、他社の職人さんたちと協働作業することになります。クレーンのプロとして呼ばれているので、クレーン作業のことで何かを聞かれたら自分一人で対応しなければなりません。助けを求められないという孤独な状況ではありますが、この経験があって一人前のクレーンオペレーターになっていくのですね。
公共物撤去あるある。今回も夜間作業だ!
歩道橋の撤去は夜間作業になることがほとんどです。夜間といえば、当然暗い…ですよね。バルーンと呼ばれる大型の照明を設置しますが、作業をする上空の方まで十分には照らせません。しかもオペレーター室から目視すると、フロントガラスの反射もあります。今回の作業で一番苦労した点としては、クレーンの先の“見えにくさ”だったそうです。東京の道路の上空には電線が付き物。この電線は黒いので、空の色と同化してしまいます。とにかく慎重に、少しでも触れないように気遣いながらの作業は神経を使いました。
段階を追って、長期的に解体
全6か所ある階段のうち、1か所のみの撤去でこの日は終了しました。段階を追って他の階段や橋の部分を撤去していくことになります。昭和30年代ごろから盛んに設置されてきた歩道橋は、老朽化やバリアフリー化の影響で近年撤去するところが多くなっています。役割を終えた街のインフラをひとつ無くすことは一抹の寂しさもありますね。最後まで丁寧に作業をすることで、これまでのお役目に感謝したいと思います。
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丸良興業には熟練のオペレーターが複数在籍しているので、歩道橋撤去に限らず、条件の厳しい現場でも必ず解決策を見つけ、安全確実な操作で作業をすることができます。重量物吊り上げを検討されている事業主様の皆様は、お気軽に丸良興業までご相談ください!
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