【教養編】クレーンオペレーターになりたい人のための入門講座
東京、大田区から全国へクレーンレンタル、重量物吊り上げ作業、各種ラフテレーンクレーン・オールテレーンクレーンの手配を手がけている丸良興業です。
今回はクレーン車の操縦を初めてするという方のために、初歩的なところから分かりやすく説明していきます。
クレーン車の部位の名称を覚える
英語を学ぶ時、まずは単語を覚えますよね。クレーン車の操作を覚える時も一緒です。クレーン車は乗用車と違い、部位の名称が聞き慣れないものばかりです。いざ現場デビューというときに、先輩から~しとけ、とか、~をもっと右!に、とか言われても何のことだかさっぱりということのないように、まずはクレーン車の部位の名称を覚えることが大事です。クレーン車の世界へ足を踏み入れたなら、まずは用語。これ、基本です。
クレーン車の性能を覚える
みなさんは、初めての電化製品や電子機器を使用するときに、マニュアルを読む派ですか?それもと手探りでいじってみる派ですか?生活で使用する簡易な製品に限っては、結果使えればいいのでどちらでも問題ないと思うのですが、クレーン車の操縦に関しては絶対に絶対にマニュアルを読んで下さい!たかがマニュアル、されどマニュアルです。クレーン操作のほとんどがそこには載っており、可能なパフォーマンスを最初に知識として詰め込んでおくと、その後の操作の習得が全然違います。体を使って覚えることもたくさんありますが、理論あっての実践です。
メーカーごとの違い、特性を知る
クレーン車を製造しているメーカーは数社あります。そして、なんとメーカーごとに操作の方法が違うのです。レバーやパネルの位置、各部位の動かし方などガラリと違ってしまうので、t数が変わったり新しい機種に乗り換えたりする時に「どうせ一緒でしょ」と過信せずに、必ず機種ごとにマニュアルを読んで下さい。そしてメーカーごとに、違いはもちろんのこと操作における得意不得意があります。立地条件や吊るものの重量など現場の諸条件を考慮に入れた上で、作業内容ごとに最適な機種が自分でわかるようになれば、もうすでに一人前と言えるでしょう。
整備の仕方も覚える
現場デビュー前の、最後の知識獲得として整備に関するものがあります。一通り用語は覚えた、操作方法も頭に入れた、さあいよいよ現場デビュー!となるわけですが、その前に忘れてはならないのが、不具合や想定外のことが起こった時の対処方法です。クレーン作業をする現場は土地が不整形であったり周辺環境に障害が多かったり、また吊り上げるものが予想よりも重かったりと、想定外のことが次々に起きます。どんなに知識があってどんなに経験豊富でも、いつでもそこは「初めての現場」になり、操作途中に何かが起こることも大いに考えられます。そんなときには落ち着いて不具合をチェックし、修理や整備をして復旧させることが必要になってきます。いつでもベストな状態でクレーン車を操作するためにも、日々の整備と修理の知識は不可欠ですね。
以上、クレーン車の操縦について入門編として、マニュアルの大切さをお話しました。次回からは、いよいよ現場デビュー後の話をしていきたいと思います。
丸良興業ではクレーン操作が未経験の方も大歓迎です。経験豊富な先輩方が一から親切丁寧に操作を教え、現場デビューのサポートをします。クレーンオペレーターの仕事に興味のある方は、是非お気軽にお問合せ下さい。
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