【行政・自治体の方必見】歩道橋撤去は計画を立ててから! 綿密な作業計画はコスト削減にも繋がります
こんにちは。クレーンレンタル(オペレーター付き)、重量物釣り上げ作業、各種ラフテレーンクレーン・オールテレーンクレーンの作業・手配を手がけている丸良興業のブログ担当です。
今回は歩道橋の撤去についてのお話です。歩道橋の撤去って、シンプルな作業のイメージがありませんか?いえいえ、とんでもない。歩道橋はご存じの通りとても大きなもので、その撤去には念入りな準備と計画が必要なのです。道路上にあるので一定時間は通行止めにし、周囲にも気を配り迅速に作業を行うなどの配慮も必要ですよね。以下、撤去に伴うポイントを説明していきます。
作業日までにもやることがいっぱい!周辺への告知
歩道橋は公共の道路上にあり不特定多数の人が利用するものなので、撤去作業に際しては事前に広く告知する必要があります。1~2カ月前から地元関係者への説明会開催、市町村のHPへの掲載、また歩道橋そのものに撤去の旨を伝える横断幕を設置、そして通行止め区間と通行止め期間の案内を周辺道路にも設置し、可能な限り撤去作業を広く告知します。
現場の条件を整理
撤去する歩道橋の周辺環境をチェックします。作業する重機が入っていけるどうか。それぞれの重機が作業をするときにぶつかるものはないか。架空線は作業の邪魔にならないか。街路樹などで障害になるものはないか。それから撤去した資材を仮置きするスペースが周辺にあるか。現場で起こりうるあらゆる作業を想定して、シミュレートする必要がありますね。架空線に関しては、作業時の接触も想定して複数を束ねたり養生をするなどの対策をしておくのが望ましいです。
撤去部材の重量を算定しておく
ご存じの通りクレーン車の分類は50t、70tなどとなっているように、その作業能力には限界があります。歩道橋の撤去はまるごとをそのままの形で撤去ではなく、解体が先にありきなのですが、解体した後のそれぞれの部材の重量を把握しておくことが重要です。作業当日に現場に向かったクレーン車が、いざ部材を前にしてパフォーマンスを発揮できなかった!などとならないように、撤去部材の重量の算定は必須ですよ。
当日の作業は素早く、正確に
歩道橋の撤去にあたっては、一時的に道路を通行止めにする必要があります。通常だと交通量の少ない夜間に行うことが多いですが、夜間でも公共の道路なので一定の交通量はあるはずです。周辺に対する事前告知があるとはいえ、知らずに通行可能なものとして向かってしまう車もあるはず。このような事態を想定して、作業時には誘導員や警備員を周辺に配置し進路を変える必要がある旨を適宜説明するなどの対応が必要になります。いずれにせよ、公共の道路を封鎖することになるので、少しで早く作業を終わらせ、通常の状態に戻すことが大事だと思います。
以上、いかがでしたか?
歩道橋撤去がいかに大掛かりで大変なものか理解できたかと思います。丸良興業ではこれらすべてをフォローし、安全な撤去作業を行っております。当日に想定外のことが起こり、無駄な作業が発生することはコスト面でもダメージなります。丸良興業では、現場でのクレーン車の動きを綿密な図面でシミュレートし、作業時に想定外の事態が起こらないように万全な準備をしてから作業に向かいます。
歩道橋撤去をお考えの自治体の皆様、作業のご依頼は計画の段階から他と差がつく丸良興業にぜひ!
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