解体したガラで地下を埋め、ユンボの吊り上げ作業を実現
東京、大田区から”全国へ”。
クレーンレンタル(オペレーター付き)、重量物吊り上げ作業、各種ラフター/オールテレーンクレーンの作業と手配を手がけている丸良興業です。
以前ユンボの吊り上げを行った現場について、弊社の虻川に解説してもらいました。
今回の現場は地下のあるビルの解体現場です。
通常では「不可能」と言われるような現場で丸良興業が対応できたワケを聞いていきます。
歌舞伎町の狭小スペースでも、「どうしたらできるか」を考える
インタビュアー(以下、イ):虻川さん、この歌舞伎町の現場はどのような条件での作業だったのですか?
虻川:ここの現場は日中の作業で、元々あった躯体を壊して建物の中にアウトリガーを入れてユンボの揚重作業をしました。
よく見ると壁が壊れているのです。
イ:本当ですね。本来の脇のスペースでは足りないところを、先に壁を取り払ってもらうことで作業できる環境を作ってもらったということですね!
虻川:はい、そうです。
現場調査に伺った際に、「ここにアウトリガーを入れるので、先に解体しておいてください」と伝えて。
イ:それって…クレーン屋さんではよくやる方法なのですか?
虻川:あまり聞かないですね。
そもそも頻繁にユンボのつり上げを対応しているクレーン会社でないとそういった発想は出てこないと思います。
建物の地下があってもガラで埋めてしまう!
イ:一言に「揚重作業」と言っても現場の状況や、やり方は多種多様なのですね!
虻川:ええ。特にこの解体中の建物は地下スペースもあり、そのままでは沈んでしまうので、先に取り壊しておいてもらった躯体のガラを地下に落としてガラで地面を作りました。そこに鉄板で養生をして。
これも120tクレーンでの作業でしたが、通常ではそもそもできないという判断をする会社さんの方が多いのではないかと思います。
イ:おおお。
豊富な経験と知識があるから出来ることなのだろうと、伝わってきます。しかしどんな現場でも、お客さまのご要望に寄り添って、「どうやったら実現できるだろうか」ということを常々考えていることの結果ということですね!興味深い現場でした!
今後も日々取り組んでいる現場について一部事例としてご紹介していきます!
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