【保存版】ラフタークレーンの作業料金、スペック比較と使い分け
東京、大田区から”全国へ”。
オペレーター付きクレーンレンタル、重量物吊り上げ作業、各種ラフテレーンクレーン・オールテレーンクレーンの作業・手配を手がけている丸良興業です。
今回はラフタークレーンの作業料金を、それぞれの特徴とともにご紹介します。
- ラフタークレーン料金表一覧(オペレーター付)
- 動画でも解説!
クレーン屋社長に聞く!ラフタークレーン全サイズ機能比較!スペック解説!クレーンの選び方がわかる! - ラフタークレーン各車両のスペックと作業事例も紹介!
【ピタゴラス】 「電線」をかわして器用に作業が可能 - 【13tラフタークレーン】 GR-130NL/N 機能性を確保する新型エンジン。
環境性能、最大吊り上げ荷重も向上したコンパクトなラフテレーンクレーン - 【16tラフタークレーン】 GR-160N-Ⅲ コンパクト性とハイスペック機能の両立が、比類のないパフォーマンスを可能に。
- 【20tラフタークレーン】 MR-200Rf 特殊車両通行許可が不要な最大機種!
狭い現場でもパワフルな威力を発揮します - 【25tラフタークレーン】 SR-250Ri 2段ジブの空中振り出しが可能となり、
格段に省スペース化! - 【25tラフタークレーン】 GR-250N 新型エンジン採用でよりクリーンに。
橋梁への負担を軽減するので、橋梁算定で有利に - 【35tラフタークレーン】 MR-350Ri 2軸ラフター最大35t吊り。
高鋼性6段スーパーブームはタテ・ヨコ方向のたわみが少ない。 - 【60tラフタークレーン】 SL-600Ⅱ スーパーブーム搭載。
高鋼性と強力な伸縮力を持った、クラス最長の6段ブーム。 - 【70tラフタークレーン】 GR-700N 高所作業をなくした信頼のSACO Jibに加え、3段フルオートジブで高揚程領域が大きく拡大。
- 【85tラフタークレーン】 SL-850Ri
- 【100tラフタークレーン】 GR-1000N 国内初採用となる「シングル伸縮シリンダ」搭載で、性能が格段にアップ!
- ラフタークレーンの選定ミスを防ぐ!(丸良興業の場合)
- 丸良興業がクレーンの選定ミスを防ぐために行っている対策
- その他のよくある質問
ラフタークレーン料金表一覧(オペレーター付)
性能吊 | メーカー | 型式 | 料金/1日 |
---|---|---|---|
13t | タダノ | ピタゴラス | 90,000円 |
13t | タダノ | GR-130NL/N | 58,000円 |
16t | タダノ | GR-160N | 60,000円 |
20t | 加藤製作所 | MR-200Rf | 70,000円 |
20t | 加藤製作所 | MR-200Rf | 70,000円 |
25t | 加藤製作所 | SR-250Ri | 70,000円 |
25t | タダノ | GR-250N | 70,000円 |
35t | 加藤製作所 | MR-350Ri | 90,000円 |
60t | 加藤製作所 | SL-600Ⅱ | 140,000円 |
65t | 加藤製作所 | SL-650R | 160,000円 |
70t | タダノ | GR-700N | 180,000円 |
80t | 加藤製作所 | SL-800Ri | 300,000円 |
100t | タダノ | GR-1000N | 340,000円 |
※弊社の料金は全てオペレーター付き、1日分の値段を記載しています!(料金は随時変更の可能性があるため、詳しくはお気軽にお問合せください。LINEも可能です。)
動画でも解説!
クレーン屋社長に聞く!ラフタークレーン全サイズ機能比較!スペック解説!クレーンの選び方がわかる!
■ピンポイントで見れる!
ピタゴラス | 30秒位〜 |
13tラフタークレーン | 3分10秒位〜 |
16tラフタークレーン | 5分27秒位〜 |
20tラフタークレーン | 7分30秒位〜 |
25tラフタークレーン | 8分30秒位〜 |
35tラフタークレーン | 13分35秒位〜 |
60tラフタークレーン | 18分30秒位〜 |
70tラフタークレーン | 19分55秒位〜 |
80t、85tラフタークレーン | 24分位〜 |
100tラフタークレーン | 27分位〜 |
70tラフタークレーンのメーカーの違い | 31分20秒位〜 |
120tオールタークレーン | 32分15秒位〜 |
クレーンのサイズ選びがわからない方、サイズの能力の違いがイマイチわからないという方必見です!かなりわかりやすく解説しています!
東京のクレーン会社「丸良興業」の虻川社長に聞きました!
ラフタークレーン各車両のスペックと作業事例も紹介!
【ピタゴラス】 「電線」をかわして器用に作業が可能
価格:80,000円
ピタゴラスは1言で説明すれば「電線をかわしながら作業」を行えるなど、繊細な動きに特化したラフタークレーンです。
ピタゴラスはブームを15m伸ばした状態から、「孫(補助ジブ)」が14mまで伸縮する機能が搭載されております。
車体が小さい・ジブが伸縮するピタゴラスは、工事の後半、どんどん建物が建ってきた時、通常のクレーンでは奥行きが届かない場所にもその長いジブで届きます。
本来25tクラスでないと14mのジブは装備されていませんが、一方で25tになるとその分、後方のおしりの部分も3mを越えてきます。
ピタゴラスはその点も1.6mほどと、可動範囲が狭くなってきても旋回が可能です。
弊社では、大田区の新築アパートの鉄骨階段を取り付ける作業の際に、ピタゴラスが活躍しました。現場は写真のように狭い住宅地です。この写真の右側のマンションのさらに奥にあるアパートに向かって、鉄骨階段を運搬しました。
電線を避けたり、住宅にぶつからないように注意したりしながら、なんとか設置に成功。小回りが必要となる非常に難易度の高い現場でしたが、ピタゴラスは小回りが利くので最適です。
【13tラフタークレーン】 GR-130NL/N 機能性を確保する新型エンジン。
環境性能、最大吊り上げ荷重も向上したコンパクトなラフテレーンクレーン
価格:55,000円
ピタゴラスと同じサイズで弊社のクレーンの中でも一番小さいサイズ、業界では「ミニ」とも呼ばれる13tのラフタークレーンです。「ビル屋上の室外機の吊り上げ」など比較的軽いものを吊り上げることを目的とした現場で活躍する事が多いです。13tラフターは、ワンボックスのような乗用車が通行する道に、多くの場合入っていくことができます。
現在の13tラフターはジブも搭載されております。13rラフターの孫は2段で、5.5mまで伸びます。また、角度は60°まで変えることができ、寝かすとブームの先から5m程まで到達します。そのため、建物の壁にブームが接触しないように1mクレーンを離しても、4m奥まで伸ばすことができます。メインブームが建物より上に届く場合には、その分より奥まで到達します。
1階3mで計算して5階が15mと考えると、13tラフターは3階、4階建ての建物での作業に十分適しています。材料を降ろす等の作業なら、吊れる重さは330kgまでに限定されますが、24m8階建てでも壁から4m奥での作業が可能です。
ただ、13tラフターは電線をかわす作業に向いていないため、電線がある場所ではピタゴラスを利用することをお勧めします。
加えて、アウトリガーを張り出して真横にトラックが付いた場合、目の前でトラックから降ろす時に、およそ4t500kgまでのものなら吊り降ろしをすることが可能です。
ピタゴラスがブームの「長さ」に特化、軽いものを吊り上げることを得意としている事に対し、
狭い現場でもピタゴラスより「重いもの」を吊れる事が大きな違いとしてあげられるでしょう。
弊社では、日本橋の工事現場で資材を搬入するために13tラフタークレーンが出動しました。現場は旗竿地で、かつビルが隣接していたため、非常に狭いのが問題でした。
ラフタークレーンのブームを最大限まで伸ばすことで、なんとか7mもある足場用鉄筋材の搬入に成功しました。非常にスペースが限られた現場でも13tのラフタークレーンは力を発揮してくれます。
【16tラフタークレーン】 GR-160N-Ⅲ コンパクト性とハイスペック機能の両立が、比類のないパフォーマンスを可能に。
価格:58,000円
13tのラフタークレーン同様、狭い場所で活躍することを得意としておりますが、16tのクラスになってくると、その「パワー」に違いが現れます。例えば、13tのラフタークレーンでは不可能であった、土留め作業に使う「シートパイルを打ち込む機械」を吊り上げることも16tのクラスになると可能になるのです。
新聞工場などで使用される大型の印刷機を搬出する際に16tのラフタークレーンを使用しました。印刷機は非常に大きいため、小さく分割してもなんと1つ1tもの重量があります。
ブームが電線に当たらないように、旋回と伸縮作業を繰り返しながら無事に搬出に成功しました。重さのあるものでも、16tは小回りを利かせながら運搬できるのがポイントです。
【20tラフタークレーン】 MR-200Rf 特殊車両通行許可が不要な最大機種!
狭い現場でもパワフルな威力を発揮します
価格:65,000円
総重量が20t未満のため、特殊車両通行許可が不要な機種のうち、中でもこちらが最大です!
特殊車両通行許可は、取得まで最長約4ヶ月かかります。20tラフターでの作業であればその心配がいりません!
16tラフターとその大きさに変化はあまり見られませんが、大きな違いは孫の「チルトがきく」ということです。
つまり、16tラフターまではジブが固定されているため「角度」が固定されてしまっています。MR-200Rfは角度を調整することが可能なのです。また、ブームも孫も13tクラスと比較して長くなっています。
さて、少し話はずれますが「特殊車両通行許可」の取得には最長4ヶ月とお伝えしました。しかし、弊社で申請を行うと最短1週間で取得が可能です。(道路条件による)
その理由は、行政書士を介さず、自社の専門スタッフが申請をしているから!
またその専門スタッフが数名いますので、非常にスムーズに各種書類を提出しています。
下記でご紹介していく25t以上のクレーン使用時、許可申請にお困りの際はぜひ思い出してください。
【25tラフタークレーン】 SR-250Ri 2段ジブの空中振り出しが可能となり、
格段に省スペース化!
価格:65,000円
建設業界の中で活躍する出番が多い「ラフタークレーン」はこの25tクラスからがメインとも言えます。
こちらのクレーンは、ジブの張り出しが空中でできるので、地上のスペース確保が難しいときには非常に役立ちます!
またキャビンから出ること無く完了でき、装着時間も短縮できるのです。
【25tラフタークレーン】 GR-250N 新型エンジン採用でよりクリーンに。
橋梁への負担を軽減するので、橋梁算定で有利に
価格:65,000円
上記SR-250Ri KR-25H-V8との違いはメーカーが異なる点です。しかしながら小見出しにも出した通り、車両総重量は25.6t未満。橋梁への負担を軽減するので、橋梁算定で有利なのがGR-250Nなのです。
【35tラフタークレーン】 MR-350Ri 2軸ラフター最大35t吊り。
高鋼性6段スーパーブームはタテ・ヨコ方向のたわみが少ない。
価格:85,000円
このMR-350Ri、35tのラフタークレーンはリモコン操作でジブが伸縮できることに特徴があります。その分作業効率も向上します。
また一般的にユンボを吊る場合ですと、このクラス、35t以上のラフタークレーンが活躍します。
【60tラフタークレーン】 SL-600Ⅱ スーパーブーム搭載。
高鋼性と強力な伸縮力を持った、クラス最長の6段ブーム。
価格:130,000円
60tラフターになってくると性能がまるで変わってきます。
それだけ性能面・耐久面も安心を寄せる事ができ、例えば大きい現場で太い重量のある鉄骨やテトラポットなどを吊る現場などでも活躍をします。
千葉のプラント工場の解体現場にて、弊社の60tラフタークレーンが大活躍しました。今回行ったのは筒状のプラント本体の解体、撤去です。非常に大きなプラントでしたので、1ヶ月かけて実施いたしました。
まずは建築のパーツを60tほどの大きさに分解。そして、ラフタークレーンで吊っては降ろして、また解体して…という作業を毎日繰り返しました。大規模の現場では60tのラフタークレーンが大活躍します。
【70tラフタークレーン】 GR-700N 高所作業をなくした信頼のSACO Jibに加え、
3段フルオートジブで高揚程領域が大きく拡大。
価格:150,000円
このクラスになってくると写真を見ていただけば分かるとおり、その見た目(車軸、タイヤが側面から見ても4つある)から変わってまいります。
実は、意外に思われるかもしれませんが、車軸が多い分車両の重さが分散されるため、特殊車両通行許可は60tラフターより容易にスピーディーに取れるようになります。
また60tラフターの孫は2段ですが、70tラフターは3段。高さに対してのアプローチも大きく向上します。
70tラフターはその作業範囲を活かし、今までご紹介したラフタークレーンが活躍する以上の「高所での作業」を得意としております。また、60tラフターと比較した際の1番の違いは、70tラフターはブームを起こした後に上空でジブを出すことができます。
そのため電線や障害物を回避することも可能な上、また60tラフターよりも車体が狭いことも特徴です。
東京オリンピックにあわせて、「公衆トイレをキレイにしたい」という依頼が多くありました。公衆トイレの入れ替え作業で活躍するのは70tのラフタークレーンです。できあがった状態の公衆トイレを吊り上げ、設置していきます。
重量のあるものをスピーデイーに扱いたい場合は、70tのラフタークレーンがオススメです。
【85tラフタークレーン】 SL-850Ri
価格:270,000円
85tに関しては3段の孫、そして60tよりも車体が細い事が特徴として挙げられます。
60t、70t、80tの違いは、もちろん「現場で何を吊るか」ということでの使い分けに加え、現場での可動範囲や、現場までに通ってくる道幅なども考慮して最適な車種をご提案できるところにあります。
【100tラフタークレーン】 GR-1000N
国内初採用となる「シングル伸縮シリンダ」搭載で、性能が格段にアップ!
価格:320,000円
業界でも発売前から話題だった100tのラフタークレーン。コンパクトさと小回りの利く操作性はそのままに、最大吊り上げ荷重とブームの長さが大幅にアップしました。
100tラフターの魅力はあげればきりがないのですが、なかでも操作性は特に優れているところです。
なんと100tクラスという最大級の車両なっても、ブームの組み立てや解体の必要がありません。これはオルタークレーンとラフタークレーンの大きな違いでもあるのですが、この手間の有無によって作業時間が大幅に変わってきます。
また、リモコン操作も引き続き備わっています。他のラフタークレーン同様に100tのラフタークレーンにもリモコンが装備されているので、重量物の細かい配置作業も目視で行うことができます。
大がかりな作業が一人でできるということは、コスト面でも大きな削減に繋がるのではないでしょうか。
また、国内初採用となる先進の技術「シングル伸縮シリンダ」のおかげでブームが大幅に延長され、作業領域が広がりました。この技術は内蔵された一本の油圧シリンダがブーム内でスライドし、各段をブーム固定ピンで連結しながら順次送り出していく伸縮システムのことです。
パワーも操作性もアップ、100tラフタークレーンの可能性は無限です!
原宿での歩道橋撤去の依頼では、弊社の100tラフタークレーンが大活躍しました。今回の工事現場は明治通り沿い。片側2車線を車が絶えず通りすぎるなか、急いで撤去を行う必要があります。
非常に大きな歩道橋でしたので、2回にわけて撤去を行いましたが、100tはパワーも機能性もほかのラフタークレーンとは一線を画します。無事に時間内に撤去を終えることができました。
ラフタークレーンの選定ミスを防ぐ!(丸良興業の場合)
ここまで、様々な大きさのクレーンをご紹介してきました。
各ラフタークレーンにはそれぞれに特徴があること、向いている現場があることは少しおわかりいただけましたでしょうか。
万が一、車両の選定を間違ってしまうと、最悪の場合は作業当日に現場にクレーンが設置できないといったことが起こり得ますし、ラフタークレーンなどをよく発注する方であればよくご存知かと思いますがそういったことが頻繁に起こってしまっている現状があります。
しかし、弊社でのクレーン作業には、建物との隙間がほんの数cm〜数十cmのような現場もあります。
東京御徒町の商店街でのケース
こちらの現場では、見ておわかりのように本当に作業できるギリギリの場所にクレーンを設置しています。
これは老朽化したビルの解体で、屋上へのユンボの吊上げでした。
この時はラフタークレーンではなく、120tのオールテレーンクレーンで0.45ユンボを揚重しました。
120tの性能をしっかり出すために、車体のおなか、中心部分にカウンターウェイトの積載が必要ですが、現場の広さではクレーンを180度旋回して付けることができません!
マニュアルにない方法で実現しました。クレーンの性能を熟知していないと難しい手法です。
それ以外にも一時的に電線を切断するなど、かなり難易度の高い作業ではあったものの、1:00〜5:00の時間内で無事に完了しました。
なぜそこまで高い精度で実現できるのか、どのようにラフタークレーン/オールタークレーンの選定を行っているのか、日頃の取り組みを少しお話していきたいと思います。
丸良興業が選定ミスを防ぐために行っている対策について
特殊車両通行許可申請について
よくあるご質問
などです。
丸良興業がクレーンの選定ミスを防ぐために行っている対策
ミスを防ぐためにできることはいくつかあります。
まずはなんと言っても作業概要のヒアリングと現地調査です!
クレーン屋さんが調査に来てくれないというお話も聞いたことがありますが、弊社では無料で現地調査を行っています。
現地調査でのヒアリング
まずは下記の情報を伺います。
・吊上げたい物の大きさ・重さ
・どこからどこに移動したいのか
この情報を元に現場での「作業半径」と「高さ」を導き出します。
現地調査での墨出し
そして現場でそれだけの作業半径が取れるのか、実際に見て、設置スペース、稼働可能なスペース、道幅、入り口の幅などの幅を測定し墨出しをします。(クレーン稼働時も考慮し、地面にチョークで作業範囲を印していきます。)
障害物の確認
この時、現地で実寸を測定し、クレーンが旋回した時などに電柱や電線、木、看板に当たってしまわないか障害物も確認します。このような障害物はGoogleマップだけでは把握しにくいです。
先にご紹介した電線を一時的に切断したケースなどもありますし、ガードレールを動かすこともあります。そうしたケースでは事前に電力会社など各所への手続きが必要なため、状況を把握することが重要です。
埋設物の確認
調べなければならないのは、地上のことだけではありません。
地中の埋設物についても把握します。
地下にガス管や水道管などが通っているかどうか、また地下鉄などです。
埋設物があれば、「今回の作業では埋設物に影響はありません」という、負荷を計算したデータを添付して申請します。
車両旋回軌跡図の作成
現地調査の後には、目星をつけたクレーンが現場の道幅で走行できそうか「車両旋回軌跡図」を作成しシュミレーションを行います。
クレーンが通る道幅、クレーンのサイズなどを入力すると、この車両で角が曲がりきれるのか、そのシュミレーションを上記の映像のように表すことができます。
特殊車両通行許可申請などにも必要な書類であり、このような図面があることで、難易度の高い現場や作業であってもお客様の安心感に繋がります。
丸良興業では、こうした丁寧な現地調査や対応によって、クレーンの知識がない方からも気軽に相談いただけるよう体制を整えています。
現場監督の方などは突然クレーンの手配を頼まれてしまったり、突然上司の仕事を引き継がなければならなくなったりなどで、知識がない不安なままクレーンを手配に四苦八苦されることがあるようです。
「カタログの見方がわからない…」という施工管理の方からのお問合せもございますので、クレーン選定に悩んだらまずはご連絡ください。狭い通路や敷地で、他社に断られた現場でも一度ご相談ください。
クレーンの分野に関しましては、現場監督や施工管理の皆さまのお仕事の時短に貢献できる可能性があります。
ラフタークレーン/オールタークレーンの
特車申請について
25t以上のクレーンを用いて作業する場合、特殊車両通行許可の申請・取得、道路工事をやる場合には道路使用許可も必要です。
特車申請と言われますが、丸良興業は許可の申請も自社スタッフで対応しておりますので、スピーディーに取得できます。最短で3日で取得可能です。
ただし、申請する道路が国土交通省のデジタル地図に登録されていない「未採択道路」だった場合などは申請が下りるまでに日数がかかります。長いと4ヶ月も要することもあります。
これは、こちらではどうしようもありません。そのため、早めのご相談をお願いしています。
ポイントは、特車申請が必要なのは25t以上のクレーンを使用する場合です。
例えば20tのラフタークレーンは、特車申請が要りません。
クレーン手配・手続きの日数が変わるため、当然20tのラフタークレーンで作業できないか考慮した上で判断しています。
「どうしても急いでいる!!!」という場合にも、ご希望の作業が20tのラフタークレーンで実現できないか判断できますのでご相談ください。
お客様が「25tだ!」と考えていた作業が、実は20tのラフタークレーンでもできる、というケースは沢山あります。
ラフタークレーン/オールタークレーンの
技術力とメンテナンス力
クレーンを依頼する立場で考えると、何より心配なのは作業当日にクレーンが故障したり、トラブルが起きないかということではないでしょうか?
クレーンは愛着を持ってメンテナンス、日頃の手入れをしていないと異変に気が付かず突然故障します。
丸良興業はクレーン作業で40年以上の歴史がある会社です。
創業当時より大事にしている心得の1つは、クレーン整備の継承です。
元々の始まりがクレーンの修理工だったという経緯もあり、日々作業が終わって車庫に帰ってきてからメンテナンスをし、時にはその場にいる全員で手伝いながら修理することもあるほどです。
チームワークやコミュニケーションを大事にし、「誰かが何かやっている」と傍観するのではなく、仲間のことは自分ごととして捉え自ら助けに行く文化があります。その文化によって、年齢経験関係なく話しやすい雰囲気や、わからないこと困ったことなどをすぐに聞ける環境ができています。
また、オペレーターが、自分の相棒としてクレーンを大事にできるよう、弊社では各車両に対し担当制をとっています。毎日乗るクレーンが変わってしまうのではなく、自分の担当機が決まっているからこそ責任感を持って仕事ができます。
なかなかこのように整備までできるクレーン会社は少なくなってきているようですが、人事評価にも反映させるなど、若手人材も率先して整備を覚えてもらえるように会社の仕組みは常にアップデートしています。
その他のよくある質問
初めての取引でも対応してもらえる?
もちろん可能です。
クレーンの知識がなくて心配、という方もご安心ください。
作業日が急なんだけど、相談できる?
はい。
弊社でも種類幅広くクレーンの台数を保有していますし、万が一自社で対応が難しい場合においても全国のクレーン会社とのネットワークがあります。
お役に立てることがあるかもしれませんので、お電話いただけましたら幸いです。
どのクレーンが必要なのか自分ではわからない
クレーンの車種選定からお任せください。
お話を伺った上で、現地調査にも伺います。
クレーンは必要なパワーと、現場にそぐうサイズを考慮しなければなりません。実は予想より小さいサイズで良かった…実はもっとt数が大きい車種でないと現場に入っていけなかった…など、最適なクレーンが、依頼者様の予想と異なっていたということはよくあります。
現場監督や施工管理の方々が多くのタスクに追われている中、クレーン選定に悩むくらいでしたら一本お電話ください。(^^)
いかがでしたでしょうか?ラフタークレーンはその用途によって選ぶ基準が変わります。
現場に合わせ、細かな用途に関するご質問、疑問はお気軽にお電話をいただけますと幸いです。
こちらの記事もご参照ください!
「クレーン作業料金の中身はこうなっている」https://net-maruyoshi.com/news/crane_cost/
ご相談やお問い合わせはこちらから
クレーンの仕事に興味のある方は、いつでもお気軽にご相談ください。