現場監督さん必見!クレーン作業の現地調査は無料で「ご提案」までしています。
こんにちは。クレーンレンタル(オペレーター付き)、重量物吊り上げ作業、各種ラフテレーンクレーン・オールテレーンクレーンの作業・手配を手がけている丸良興業のブログ担当です。
クレーンのレンタルには、現場の状況に応じた車種の選定をしますが、どれを頼んだらいいかわからないとお悩みの現場監督さんは沢山いらっしゃると思います。
現にそのようなお客さまから沢山お問い合わせをいただきます。
丸良興業では初回の現地調査は無料です!
今回は、その初回の現地調査・打合せで何を行うのか、作業料金を割り出すまでに何をヒヤリングし、どの程度の時間がかかるのかを代表の虻川(あぶかわ)に聞きました。
どの機種をどんな現場で動かすか
インタビュアー(以下:イ):初回の打合せ、まず最初にお客様にはどんなことをお伺いするのでしょうか?
虻川:まずは、お客様の「作業概要」をヒアリングすることから始めます。
弊社はクレーン車を扱っているわけですから、どの機種が作業に適切であるかを判断することに始まります。
イ:具体的な判断材料にはどのようなものがあるのでしょうか?
虻川:大事なことは2点、
吊りあげたい物の「重さ」
どこからどこに運びたいのか
この2つを伺えば現場の「作業半径」と「高さ」を把握でき、作業に1番適切なクレーンを判断することが出来るのです。そしてその次に、実際にクレーンを操作する現場の状況・環境を聞いていきます。
イ:現場の状況は何を確認するのでしょう?
虻川:まず現場の上方の障害物や電柱や電線などを確認。
あとは旋回時に周囲の樹木が邪魔にならないかどうか。
他、注視するのは目に見えている範囲だけではありません。
イ:どう言ったことでしょうか?
虻川:地中埋設物があるかどうかも同時に考慮します。地下にガス菅や水道管などが通っているかどうか、地下鉄などですね。
あとは車体の位置。クレーン車はアウトリガーを出しての作業になるので、車体の大きさだけでなく、実際に動かす上で確保しなければならない範囲をチョークで地面に位置を記し、同時にクレーン旋回時に中心地点になる場所も把握します。
現場によってはアウトリガーを車道や歩道に出すことや、ガードレールを一時的にずらす必要も出てきます。
そういったケースは役所に許可を取りに行く必要がありますので、お客様が他作業で忙しい場合は弊社にて申請をしに行くかどうかもお尋ねします。
また、例えばバスなど公共交通機関が通る道路の付近の現場では別の申請が必要になったりもします。作業するにあたり役所に申請しなくてはならない事項は概ね7つほどありますね。
イ:作業を行より前に、クレーンの作業工程が見えてきますね。
虻川:通行止めなど道路規制をどうするのかも考え、配置するカラーコーンの位置まで初回の現地調査で確認します。
他には、現場が住宅地の場合、近隣住民の方への配慮も同時に行います。
「工事に伴う、お知らせのチラシはお配りしますか?それともお客様がお配りになられますか?」といったことも事前の打合せで確認する項目の1つです。
イ:現地調査で非常に具体的になりますね。
虻川:クレーンを扱うにあたっては専門的な知識を要する場面は多いのです。なので初回の打合せで必要なことを全て洗い出すということが大切ですね。
現地調査で、現場監督さんの負担を大幅に削減
イ:初回の調査でそこまで明確にするとは驚きです。
虻川:実は、本来であれば上であげた項目は現場監督さんが決める事でもあるのです。
しかし、クレーンを動かすにあたっては事前に考慮しなくてはいけないことが多くて、年に数回しかクレーンを扱う機会のない業種のお客様であれば判断は難しい。私たちが現地調査に伺うことができれば、作業工程をご自身で考える時間も大幅に短縮できると思っています。
イ:確かに上記項目を全て自分で考えなければいけないというのは、専門外の現場監督さんだったら労力も時間もかなりかかりますよね……。
虻川:例えば「解体業」のお客様などは、ユンボをあげるのは年に数回だけということも多くクレーンの性能や考慮しなくてはいけない箇所まで熟知するのは難しい現実もあります。そういったお客様に弊社の「ご提案」は大変喜ばれています。
クレーン車は性能表を見てもその全てが把握できないほどに複雑で、現場によって注意をしなくてはならないことは違います。
現場監督ともなれば、作業工程に合わせて時間の計画から何から全ての「数字」を出さないといけないですからね。
ですので、任せて頂ける箇所は弊社をご利用いただくことで負担を軽減してもらおうと考えているのです。
イ:「性能表」とにらめっこする前に、丸良興業に電話一本、ということですね!
虻川:そうしてもらえると嬉しいですね。
提案する計画表の一例を出すと、
全てのトラックの位置、クレーンの位置とその作業半径
吊り上げ位置と、下ろす位置
ユンボの場合、トラックを据え付ける位置
クレーンなら組み立て方も3パターンほど提案
など。他にも、現場をみて「先に解体を進めてもらった方が、クレーンの稼働がスムーズになる場合」などもご相談しながら決めていきます。
調査時間は早ければ10分程度
クレーン手配に頭を抱える前に、ご相談ください。
イ:今回の話は現場監督さんには知ってもらいたい情報でしたね!
最後の質問になるのですが事前の現地調査に時間はどれくらいかかるのでしょうか。
虻川:現場にもよりますが、早く現地調査が終わる場合だと、作業範囲の距離や奥行きをレーザーで測定する時間を入れても「10分程度」です。難しい作業になると当然より時間が必要ですが、障害物などがないケースはとてもスムーズです。
またその後、日中で弊社の事務所が稼働している時であれば、早くて1時間〜2時間で見積書を作成、提出することができます。
イ:そんなに短時間で見積もりが出せるのであれば、クレーンを使う作業の場合、まず専門の方にお話をするのが1番賢い判断かもしれませんね。ありがとうございました!
いかがでしたでしょうか?
これらはクレーンのことを深く知っているスタッフが、現地調査に伺っているからこそ出来るご提案であると考えております。
作業工程や手配にお悩みの現場監督さんへ、参考になりましたら幸いです!
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