【クレーンの仕事】社長っていつも何してるの?
私たち丸良興業有限会社は、土木建築におけるクレーン作業を専門とする会社です。東京都大田区を拠点とし、全国の土木建築現場において、重量物の吊り上げなどを行っております。
1975年の創業以来、弊社は「安全・確実・迅速・誠意」をモットーに、私たちに関わった多くのお客様に、期待以上の満足と感動をお届けできるよう努めてまいりました。他社では作業を断念するような狭い場所での作業も、工夫を凝らすことで安全に実現する、弊社だけの経験と技術力を特徴としています。
私たちはクレーンオペレーターのなり手を求めており、経験者はもちろんのこと、高校を卒業したばかりの方や女性の方など、幅広い人材を積極的に採用しております。
ところで、クレーンオペレーターの仕事については、今までにも何度もご紹介をしてきましたが、そもそも丸良興業という会社自体について、どんな会社なのか分からないという方もいらっしゃると思います。
企業を知るために最も大切なのは、その企業の代表である社長が、どんな思いを持って経営をしているのかを知ることです。会社のホームページには書ききれなかった、経営者の思いや志。そして、会社で働いている人も知らないような、普段の社長の仕事などについて、知りたいと思いませんか?
そこで本記事では、弊社の代表取締役社長である虻川に、「社長っていつも何をしているの?」というテーマでインタビューした内容をまとめました。これを読んでもらえば、社長の仕事から見える丸良興業が目指す未来が、お分かりいただけるはずです。
併せて、クレーンオペレーターの仕事の内容など、丸良興業が手掛ける仕事の内容についてもまとめましたので、そちらもぜひお読みください。
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丸良興業ってどんな会社? クレーンオペレーターの仕事とは
「丸良興業」という社名を聞いても、どんな会社なのか全く想像もつかないでしょう。
私たちが得意とするクレーンは、建設現場はもとより、重たい建材や機材を高所に運び込む際に不可欠です。建設業界では知る人ぞ知る、まさに土木建築の世界の縁の下の力持ちと言えるのが、丸良興業なのです。
私たちが提供するのは、高度なスキルで実現するクレーン操作です。具体的に、どのようなシーンで私たちが活躍をしているのか、実際におこなわれている作業例をもとにご紹介しましょう。
空調・室外機の交換作業
最近増加傾向にあるご依頼は、クレーンを利用した空調の室外機の交換作業です。家庭用の小型のものは、作業員が手で運べますが、重たい業務用のものや、脚立で届かない高所に設置する場合にクレーンを活用します。
300~700Kgほどの重さがあるものでは、人力で持ち上げていくことは困難なため、クレーンの出番になります。電気関係では他にも、ビルの屋上に置かれているキュービクルという大型の高圧受電設備の設置などでも活躍しています。
建築の現場での活用
建築の現場においては、「建方(たてかた)」と呼ばれる、現場での部材の組み立てにもクレーンが活用されます。
柱を二本立てて、その間に梁(はり)と呼ばれる太い木をかませる場合に、柱と柱の間にうまくクレーンではめこむ作業をおこないます。
木造に限らず、鉄筋造や鉄骨造のような非常に重量のある部材を組む現場においても、クレーンを利用することで、安全かつ素早く部材を吊り上げるのに一役買っています。
土木の現場での活用
土木の現場では、たとえば造園をする場合、敷地に木が生えていると伐採が必要となることも。その際、クレーンであらかじめ木を支えることで、木が倒れる方向をコントロールし、周辺住居への倒木を防ぎます。
また穴を掘る際に、掘った土が流れてきてしまうのを防ぐためにパイラーと呼ばれる機械を使って鉄の板を埋め込んでいきます。これは「土留(どどめ)」と呼ばれる作業で、この土留めにおいても、クレーンが活用されます。
解体作業の現場
建物の解体現場では、ユンボと呼ばれる油圧シャベルが活躍します。しかし、建物が密集する市街地では現場の土地も狭く、周囲の道も同様に狭いことから、解体する建物の周辺に大型の建築機械を置くことが難しいケースも。
そのため、ビルの屋上にユンボを上げて、上から解体作業をおこなっていきます。 重さは解体する現場によって異なり、3t程度の小型のものから、23tほどの大型のユンボを吊り上げることもあります。このクレーンによるユンボの楊重(ようじゅう)は、弊社が非常に得意とするところです。
これらはクレーンが活躍する現場の一例です。
自分の手足の延長上としてクレーン操作をおこなうため、クレーンオペレーターという仕事には、非常に繊細な感覚と高い技術が求められます。さらには現場での応用力も求められますが、困難な現場で最適なオペレーションが出来た時の達成感はひとしおで、非常にやりがいのある仕事なのです。
社員も知らない「社長の一日」とは
弊社の代表取締役を務める虻川は、大学卒業後にサラリーマンとして就職したのちに、脱サラをして、なんとスノーボーダーとして活躍してきたという異色の人物。現在も、仕事とは別に、毎年スノーボードのイベントを主催するほどのめり込んでおり、忙しい社長業との二足のわらじを履いています。
そんな、ちょっと変わった経歴の虻川社長に、とある月曜日の一日のスケジュールについて聞いてみました。
虻川社長のとある月曜日(午前)
3:30 起床、朝の支度。
5:00 浦安の倫理法人会(朝会)に参加、幹事としての役目を務める。
6:30 車で和光市へ。現場での新規入場の方の登録作業を実施。
8:00 同現場での朝礼に参加。その後、打ち合わせ実施。
10:00 新橋にて打ち合わせ。
12:00 大森に戻り、昼食をとる。
虻川社長の月曜日は、夜中と言ってもいい時間帯から始まります。午前3:30、たとえ真夏だとしても、まだまだ外は真っ暗な時間に起床。着替えや朝食などを済ませて、4時過ぎに支度を終えて、浦安まで出かけます。
目的は、虻川が所属している倫理法人会(異業種交流会、いわゆる朝活)への参加。現在、虻川は同会にて幹事を務めています。
通常は、この倫理法人会に8時半ごろまで参加し、ビジネスや人生を豊かにする心構えなどを学びつつ、会員間の交流を図っています。会社経営者という立場になると、誰かから何かを教わるという機会を、意識しなければ持つことが出来ません。その為に早起きをして、倫理法人会に参加し、経営者としての視座を養成しているのです。
この日は、幹事の役目を果たしたのちに、会を中座して和光市へ向かいました。目的は、現在手掛けている現場での、新規入場者の登録をおこなうことです。
建設現場では、その現場に新たに関わることになる職人には、新規入場者教育と呼ばれる、安全管理や現場に関する知識・情報を共有する研修がおこなわれるのが一般的です。この教育をおこなうことで、現場での被災率を下げることを目的としています。
この新規入場者登録には、社長自らが出向きます。安全管理は現場の基本であり、虻川も最も重視しています。この日は、登録後に8時からおこなわれる朝礼にも参加。その後に、現場での打ち合わせに参加をし、現場での進捗確認や、問題の把握などをおこないます。
その後、和光市から新橋に移動し、別のクライアントとの打ち合わせに参加。現在、社長としての仕事の大部分は、このようなクライアントや業者との打ち合わせだと虻川は言います。
打ち合わせを終え、新橋から本社のある大森へと戻ります。駅前のラーメン屋で昼食をかきこみ、13時からの打ち合わせに臨みます。
虻川社長のとある月曜日(午後)
13:00 販売管理システムの会社との打ち合わせに参加。
14:00 しばしの休憩。
15:00以降 社内での打ち合わせに参加。
13時からは、社内での活用を検討している、販売管理システムについての打ち合わせに参加。このシステムは、販売管理の他、クレーンオペレーターが現在、紙で毎日提出をしている日報を、iPadを利用して提出・共有ができるようにすることをゴールのひとつとしています。
現在は、現場での仕事を終えたオペレーターは、この日報の提出のために事務所に戻る必要があるのですが、これを電子化することによって、外出先からでも現場での当日の様子や進捗などを会社に共有することができるようになるのです。
14時から、社内で1時間弱、しばしの休憩を取ります。朝が早い日だったので、ここで仮眠を取り、この後のスケジュールに備えます。
15時以降は、社内で各部署との打ち合わせを行います。今後、請け負う業務・現場に関する情報共有や、配車に関する打ち合わせなど(実はこのインタビューもこの時間帯におこないました)。
ちなみに、夜の時間帯には、お客様との会食や仲間である社員との食事に時間を使うことが多いそうです。それ以外では、たとえばGCU(一般社団法人Global Construction Union)などのような、業界団体の会合に顔を出したりして、新規の案件の情報収集などをしたりすることも。
夜の時間の過ごし方も、大きな視点で「会社にとってプラスとなること」「社員にとって働きやすい会社を実現すること」に繋がるような時間とお金の使い方を心がけているのです。
こんな会社にしていきたい!虻川社長の志とは
社長の虻川は「本物を!信じられる仲間と」という言葉を企業理念とし、建設業界から日本を元気にしたい、という思いを胸に日々、業務に邁進しています。
インタビューをした日に、販売管理システムの打ち合わせをしていたのは、これから先、売上を伸ばして会社を大きくするためには、社員を増やして会社としての対応力を高めたいと考えているからです。
属人的になっている業務知識を、複数の社員に共有がスムーズにできることによって、誰かが休んでしまったり、体調を崩してしまったとしても、別の社員が対応できるようにすることで、業務が滞らなくなります。また社員たちからしても、自分がいなくても仕事がきちんと回ると考えられれば、精神的な安心感も強くなり、働きやすい職場の実現に繋がります。
虻川は、会社として売上をしっかりと上げていくことは大切だと話します。それは、社員の給与へと直接影響するのは当たり前のことですが、それ以外にも、虻川が考える「会社として、社員にしてあげたいこと」を実現することに繋がるからです。
会社として社員にしてあげたいこと。それは、社員に対して、長期間の旅行をプレゼントしてあげることです。しかもそれは、日本を飛び出して、海外に足を運んでもらう旅です。
冒頭にも書いた通り、虻川はもともとスノーボーダーとして活躍をしていました。その当時、遠征で世界中を旅し、日本では経験できないような出来事に遭遇してきました。
日本に居ては絶対に出会わないような人との出会い。時には危険な目に遭いながらも、文化の違いを体感し、世界には多様な価値観があるのだと認識させられる経験。日本にずっといては絶対に味わうことのできない衝撃は、虻川に非常に大きな影響を与えたと言います。
そこで虻川は考えたのです。自分の会社の大切な社員たちにも、同じような経験をしてほしい。人間としての殻を一枚破って、より大きな視点で物事を見られるような人間に成長して欲しい。それは、仕事に役立つことはもちろん、その人の人生を豊かにするはずだ、と。
海外に行けと言うのは簡単です。でも、生活のためには仕事をしなければと、普通なら考えるでしょう。だから虻川は、その旅行に出かけている間も、給料をきちんと支払ってあげられるようにしたいと考えており、それを実現するだけの経営的体力がある会社を目指したいと、真剣に考えているのです。
海外で、得難い経験をすることで、人間として大きくなってほしい。その人間成長の機会を与えられるような会社を作る。
これが、虻川が考える丸良興業の目標であり、実現をしたい未来像です。
若手も活躍中!趣味と仕事の両立を応援する会社です
今回は、弊社の代表である虻川へのインタビューでしたが、今までにも多くの社員に焦点を当てて、インタビューしてきました。その中には、高校卒業後に未経験でこの業界に入ってきた、20代前半の若者なども在籍しています。
建設業界にも色々な職種、会社がありますが、彼が丸良興業を選んだ決め手は、「社宅が完備されていたこと」と「給料などの待遇が他社より良かったこと」、そして「重機に興味があったこと」の三点でした。
彼は山林伐採の仕事で、伐採した木材をユンボで運ぶ作業を経験しましたが、その時、重機の操作に楽しさと自身の適性を感じたようです。そこで、もっと大きなクレーンを取り扱ってみたいという憧れから、クレーンオペレーターという道を考え始めました。
そして、仕事の内容以外に彼にとって大切だったのは、しっかりと稼げることで、趣味に時間とお金を使えることでした。オンとオフをきちんと切り替えて、仕事も趣味も全力で楽しむ様子は、丸良興業が目指す理想的な働き方を体現しているようです。
仕事も大切だけれど、自分の趣味や、やりたいことにも精一杯取り組みたい。そんな若い人にも、丸良興業はぴったりです。社長の虻川自身が、自分自身の趣味であるスノーボードと仕事を両立させている人物であり、やりたいことがある人を応援する職場でありたいと考えているからです。
熱い志を持った社長がいる会社 丸良興業で活躍しませんか?
いかがでしたか?
本記事では、弊社の代表取締役である虻川の一日から、虻川が会社経営にかける想い、そしてクレーンオペレーターの仕事内容などについてお伝えをしてまいりました。
私たちは丸良興業が、以下のような方にとって魅力的な職場であると確信しています。
・業界未経験でも、しっかりとサポートしてくれる会社がいい
・趣味と仕事、両方とも充実をさせられるような会社で働きたい
・先輩後輩が分け隔てなく助け合える、温かい会社で働きたい
・困難な現場を、知恵と工夫で乗り越える、やりがいの大きい仕事がしたい
・地図に残る仕事、家族に誇れる仕事がしたい
もちろん、社風や職場の雰囲気などは言葉を尽くしても伝わり切らないところがたくさんあると思います。もし少しでも気になるようでしたら、まずは実際に会社や現場の見学をしてみてください。
また、勤務条件などについて詳細が知りたいことがあれば、お電話のほか、LINEなどでもお気軽にご連絡ください。学生の方でしたら、親御さんや学校の先生からのお問い合わせも大歓迎です。
皆さんのチャレンジをお待ちしています。ぜひ、一緒に働きましょう!
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