緻密な車両旋回図で、お客様に安心を。
東京、大田区から全国へクレーンレンタル、重量物吊り上げ作業、各種ラフテレーンクレーン・オールテレーンクレーンの手配を手がけている丸良興業です。
クレーンは、皆さんご存知の通り人手では運搬できない重量物の揚重が可能です。しかし、それと同時に車体は大きく、通行できる道幅には当然制限があります。
ですが、建設工事は各地あらゆる場所にて行われており、ご依頼をいただく現場は様々です。
「この道幅ではクレーンが入ってこれないだろう」とお客様が不安をお持ちになるケースも良くあります。
今回は、そのような道幅が狭い道路を通行、または旋回しなければならない場合に、私たちが行っている事前調査についてご紹介したいと思います。
■丸良興業では、緻密なデータに基づいて作業ができるか判断しています
こちらのホームページでも少しお伝えしていますが、弊社では現場ごとに車両の旋回図を作成しています。担当の営業が現地に伺い測定してきた測量データや調査結果を元に、その作業をするためには何tのクレーン車両が必要で、現場に到着するためにはそこまでに何mの道幅に入って行かなければならないのかを導き出し、実現が可能なのかを確認するのです。
これは「熟練の勘」だけではなく、正確な図面によって判断する必要があります。
そのためにはクレーン車両の旋回図を作成する専用のCADが必須で、弊社では国土交通省で使われているものと同じCADソフトを採用しています。
では、その図面作成の手順をご覧ください。
■こうして図面を作成しています
①まず作業現場となる現地の住所を地図で調べます。
そして旋回すべきポイントで、車両が旋回して入っていく道幅の数値を入力、またその角に到達するまでに走行してくる道幅も同時に入力し道を描きます。
この時、実際の現地調査で得た道幅の測量データを入力しています。
②次に、使用したい車両を選択します。
クレーンの車体については丸良興業で保有しているクレーンをはじめ、取り扱っている全てのクレーンの情報、例えば車種、最小回転半径、車両の全長、全幅などの数値が全ての車両分登録されています。
③始点を決め、走行方法を設定します。
通常走行や、切り返し走行、停止旋回など、角を曲がる方法にもいくつかあります。
条件に応じて様々で、4輪全て動かす場合もあれば、前方2輪のみ、後方2輪のみと選択することができ、最適な方法を選びます。
④それらの情報を元に、この車両でしっかり曲がりきれ、ぶつからずその先の道路に入っていけるのかどうかを確認します。
問題なく通行できる旋回図が描けました。この図に関しては動画でも確認することが可能です。
■現場ごとに条件は様々ですが、約3日程度で図面とお見積りをご提示しています
いかがでしたでしょうか。
こうして実際の数値を元にした図面があれば、本当に作業できるのか、走行可能かをご理解いただきやすいと思います。
弊社には専用CADの操作に長けた社員が在籍し、営業と連携してスピーディーにこうした旋回図を作成しております。難しいとされる現場でも、約3日でお見積りまでご提示することが可能です。また、実施が決まった場合にはそこからクレーン通行許可等に必要な書類の作成、申請業務まで一括して承っております。
現地の調査〜お見積り〜プランのご提案までは無料で対応していますので、クレーンのご依頼にお困りの案件や、他社に一度断られたケースも、お気軽にご相談ください。
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