土木工事事業の監督さん、職人さんを募集します!!
こんにちは。クレーンレンタル(オペレーター付き)、重量物釣り上げ作業、各種ラフテレーンクレーン・オールテレーンクレーンの作業・手配を手がけている丸良興業のブログ担当です。
早速ですが、タイトルにもあるように、弊社では新しく土木工事業を始めました!!
それに伴って土木工事業大ベテランの現場監督の元、経験や技術を受け継いでくれる現場監督・職人さんを募集します!!(もちろん未経験の方でもOK!)
本日は、弊社社長と最近入社された大ベテランの工藤とインタビュアーの対談形式で、土木業界のお仕事について、また展望などを聞いていきたいと思います。
土木工事の仕事がなくなることはない。
インタビュアー(以下:イ):まず最初に、工藤さんは最近入社されたとのことですが、この業界に入ってどれくらいですか?
工藤:土木は35年になります。
社長:工藤さんは一級土木施工管理技士という資格を持ってらっしゃる、業界の大ベテランです。足立区ではトップレベルの職人さんです。
イ:35年。すごい年数ですね……!
工藤:確かに足立区からは信頼して頂いていました。35年も居ますので、現場の経験や実績もそれなりにはあります。
社長:素晴らしいですよね。
今回の募集は「現場監督」と現場で作業する「職人さん」の職種を募集します。技術者や現場管理ができる人、もしくはやりたい人。
やりたい人というのは、この土木という仕事は技術がとても重要な仕事なんです。なので工藤さんの経験を受け継いでくれる人を募集するという意味です。人口がいくら減っても土木の仕事は必ずあります。なので技術を繋いでいく必要があるんです。
イ:工藤さんのようなベテランの方と一緒に仕事する機会があるということは、今後の経験としては大きな糧になりそうですね。
社長:そうなんです。
土木工事は表から見えない仕事が多い。でも、大切な縁の下の力持ち。
イ:工藤さんに質問ですが、土木の仕事というと、具体的にどういった仕事なのでしょうか?
工藤:多種多様ですが、地上の部分よりも地下の部分の方が多い仕事です。例えば下水道など、普段あまり目に見えない世界です。地下を掘削したり、地盤調査をしたりするのがメインです。地上の仕事は30%くらいしかないので地味なお仕事です。
イ:地盤調査、というのはどういった際に行われるのでしょうか?
工藤:構造物を建てる時には必ず行います。構造物を設けるにしても地下が大切です。地盤が柔らかいとビルを建てても壊れてしまいます。
イ:縁の下の力持ち、ということですね。
工藤:そういうことです。地味ですが大切な仕事です。
社長:その通りですね。
イ:土木の仕事の魅力はどういったところにあるとお考えですか?
工藤:達成感ですね。作業の経過では苦労することが多いのですが、建造物が完成した後の達成感は計り知れない。地下を掘るとすぐに水が湧くので、湧水の処理がとにかく大変でして。生コンを入れたりとか、手間がかかります。
イ:達成感ですか、いいですね。では、例えばビルを建てる前の地盤の改良となると期間はどれくらいかかるのでしょうか?
工藤:やり方によって期間はバラバラです。地盤改良の手段は色々あるんです。セメント処理するケースもあれば、石灰を入れたりして固めるケースもあります。なので一概にはこれくらいだ、とは言えないですね。
東京五輪に向けて、ますます土木工事の必要性が増していく。
工藤:土木の仕事は無くなりません。都内でもすぐに新しいビルが経ちますからね。東京は10年単位で景観が変わるんです。5階建てのビルが気づいたら10階建てに変わっていたり。建物ができる限り、土木の仕事は無くならないんです。
イ:5階から10階への建て直し、とのことですが、その際も地盤の見直しが必要なのですか?
工藤:必要です。階数が変われば、その分、深く地下の地盤調査をしなければいけません。
社長:後は、これからオリンピックに向かって東京都の埋設物が更新になるんです。電柱を無くして、必要なケーブルとかを全て地下に入れるんですね。それを共同溝というのですが、電気やガスなどをそこにまとめる必要が出てきました。
工藤:そうですね。赤坂では既に実施されていて、全てが地下に入っているんですよね。それを東京中でやらなければならないんです。ますます必要になる仕事です。
イ:面白いですね!言われてみれば確かに赤坂には電柱がないです!
工藤:外国人が日本に来た時、電柱が外観を汚しているという意見が多かったそうなんです。富士山の景色が電柱で邪魔されている、と。それ以外の地域だと、昔は川崎も電柱やケーブルが多かったんです。全ての電柱を共同溝にした結果、川崎も街が綺麗になりました。
現場に立って35年。現場監督はリーダーシップを養える仕事。
イ:丸良興業の土木工事部門に就職を考える方のために、工藤さんのご経歴についてもお伺いしたいです。
工藤:はじめはツルハシを持って穴を掘るところから。そこからのスタートです。
イ:その時は職人さんだったのですか?
工藤:そうです。10年続けました。それから先輩について現場管理をしました。それが20年間ですね。現場管理は短い現場で3ヶ月、長いところだと3年掛かります。
その工期の中で工事のやり方を決めていきます。当然依頼先からの仕様書があるので、それに沿うのがメインなんですけれども。
現場監督というのはリーダーシップが養える仕事です。
イ:そうですよね!進捗の管理だったり段取りしたり、現場へ指示を降ろしたり。監督ってとても大切な業務が詰まっていると思います。
工藤さんが手がけられた仕事で大きな工事はどういったものでしたか?
工藤:下水道だと押上の工事ですね。地上からは見えませんが、直径2mの下水管が地下に入っています。
社長:スカイツリーのところですよね。
工藤:そうです。5年間をかけて完成させました。距離でいうと1km位です。
イ:1キロ……。すごいですね。他にもありますか?
工藤:河川の橋の基礎となる橋台を作る作業ですね。川の下を掘っていって、地盤を固めるんです。
水を抜いて、生コンを入れたりして。それが大きいですね。
イ:え、それって地盤を作るために川の水を抜くってことですか?!そんなことできるんですか?
工藤:そうです。川の水を抜いて、そこに地盤を作るんです。
イ:すごい……!そんなお仕事もあるんですね!そういう経験をされてきた方から仕事を教わる機会ってなかなかないですよね。
大ベテランから、技術を継承します。
社長:少ないと思いますよ。若い方には絶好の機会です。
イ:こういう工事ができる会社というのは少ないのですか?
工藤:いえ、会社自体は沢山あると思います。会社によって得意分野がありますから。
下水道の工事が得意な会社もあれば橋台の工事が得意な業者さんもいます。
社長:そうですね。会社は多いです。でも、職人の数は少ないんです。それに経験豊富な方の近くで仕事をできるという経験は必ず今後に活かすことができると思います。
皆でワイワイ楽しく働きたい!そんな方を募集します。
イ:では今後、丸良興業ではどういう分野の土木をやっていくのでしょうか?
社長:我々はクレーン作業が主なので、クレーンに関わる土木作業の仕事を増やします。相乗効果が生まれますからね。下水道の工事でも、クレーンを使う規模の工事を増やしていきます。
イ:規模が大きな工事ですね!また土木といっても下水道の仕事だけではありませんよね?他にどんな現場が想定できるのでしょうか?
社長:箱物を地下に入れたりする仕事ですね。ボックスカルバートという、コンクリートでできた四角い箱があるんです。それを地下に入れることでそのボックスカルバートの中で電気やガスの配管ができるようになります。そのような共同溝の仕事はこれからも沢山あるので力を入れたいですね。
工藤:そうですね。箱物を地下に入れるにあたっても調査などが必要です。その際に土木関係の知識は必要になります。
イ:最後の質問です。どういう方に丸良興業に来て欲しいですか?
社長:みんなでワイワイ楽しくできる人がいいです。仕事は仕事で大切だけど、それ以外でもコミュニケーションを取れる方。
イ:インタビューは以上になります。ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか?
現在、丸良興業では一緒に働いてくれる方を募集しています。
応募はHPのお問い合わせ欄、またはLINEからも受け付けています(HP右下のQRコード)。ぜひ気軽なご質問からお問い合わせください。
ご相談やお問い合わせはこちらから
クレーンの仕事に興味のある方は、いつでもお気軽にご相談ください。