【クレーンは繊細】芸術肌の移動式クレーンオペレーター! 新入社員の森井さんにインタビュー
クレーンを用いた作業のことならなんでもお任せ!
重量物吊上げ作業から土木工事、伐採工事、建築・解体工事、橋梁工事など、幅広いご要望にお応えしている丸良興業です。
丸良興業に先日、移動式クレーンオペレーターとして森井が入社しました!
新しい仲間が加わった嬉しさから、早速森井にインタビューさせてもらいました。
移動式クレーンオペレーターを目指した理由や弊社の印象など、詳しく語ってくれています。
森井は未経験からの入社ということで、移動式クレーンオペレーターに興味がある方はぜひ参考にしてください!
AKBがなければ移動式クレーンオペレーターになっていなかった?!
私は兵庫県出身で、関東に出てきてちょうど10年が経ちます。
兵庫といっても、地元は鳥取県と岡山県寄りでして、山と田んぼに囲まれた田舎町でした。
私が小学校高学年になるまで、近隣にはコンビニが1軒もなかったくらいです。
地元は本当に不便なところだったので、「もう少し便利なところで生活したいな」という思いは学生時代から抱いていました。
私が学生の頃にはインターネットも普及していましたから、都会の華やかな情報をネット上で目にするたび、どうしても地元と比べてしまっていたのです。
「町の外にはこんなにキラキラした日常があるのに、自分はそこにいない。このままでいいのか……?」と。
都会への憧れを募らせていた矢先、私の上京を決定づけたあるアイドルグループと出会います。
これはまだ社長にも言っていないのですが……実は私、20代の頃からAKB48のファンなのです。
ファンになって最初のうちは、ネットやDVDでライブを観たりしていたのですが、AKBに対する想いが深まるにつれ、「やはり直接この目でライブを観たい!」「会場で臨場感を味わいたい!」と思うようになりました。
AKBは東京のアイドルグループですから、ライブは都内や関東エリアで開催されることが多いです。
辺鄙な地元から東京までライブを観に行くとなると、新幹線を使っても最低7時間はかかります。
大好きなAKBのライブに足しげく通うには、関東近郊に住むのが一番いいと思い、23歳で地元を離れる決心をしました。
今思うと、20代という若く多感な時期に関東に出てきて、本当によかったと思っています。
AKBが私を突き動かしていなかったら、丸良興業には出会っていなかったかも知れませんね。
保有資格は10種類以上!?機械好きを活かして移動式クレーンオペレーターの一歩を踏み出す
丸良興業に入る前は、長らく非正規雇用で工場勤務をしていました。
製造業で、仕事内容は単純作業や肉体労働がメインです。
ベルトコンベアで流れてくるものを仕分けたり、機械に部品をセットして、加工が終わったら取り外したりしていました。
長年勤めてきましたが、仕事としては簡単で誰にでもできる作業ばかりでした。
そうこうしている内に20代があっという間に過ぎ、ふと振り返った時、自分に資格やスキルが何もないことに気づきました。
資格なしでも働けるような職場でしたから、履歴書に書けるようなことが何一つないのです。
いつ会社が傾いてもおかしくはないこのご時世、もし会社がなくなったら転職せざるを得ませんが、自分の身を守るスキルや資格は一切ない……そのことに気付いた瞬間、自分の中に「このままではいけない」という焦りが芽生えました。
そこで私は、フォークリフトの資格を取得することにしました。
これが私の人生ではじめて取得した資格です。
フォークリフトを扱えるようになったため、単純作業の製造業ではなく、物流倉庫で働くことにしました。
しかし資格を取って安心したのもつかの間、今度は職場内の人間関係で悩むことになります。
しばらく働いてみましたが、精神的に限界を感じ、フォークリフトの仕事も辞めることにしました。
せっかくフォークリフトの資格を取得して新しい仕事をはじめたばかりでしたし、ただ仕事を辞めて次を探すことはしたくありませんでした。
その職場が嫌で辞めたわけですが、それだけではなんだか自分が負けたように感じ、虚しく思えたのです。
仕事を辞めてからしばらくは羽を伸ばそうと考えていましたが、それならその時間を有意義に使うほうが得策だと考えました。
自分の身になることをすべく、私はフォークリフトの他にも資格を取ることを決意します。
一般的に退職はマイナスのことですが、それを上回るプラスのことをしていけば、自分にとって辞職はメリットになるはずだと思ったのです。
「災い転じて福となす」の考え方ですね。
私はそれまでずっと工場勤務だったので、次に取る資格を決める際、「フォークリフト以外に工場で使う機械ってなんだろう?」と考えました。
それで工場で使う資格についてネットでいろいろ調べてみたところ、クレーンや玉掛けの資格がヒットしました。
調べて出てきた資格を片端から取得して、気づけば30歳を過ぎてから1~2年の間で、製造系・現場系の資格を10種類以上取得することができました。
クレーンの資格も、この時はじめて1つ取得しています。
あまり知られていませんが、クレーンの免許は2種類あります。
工場で使うようなクレーンは天井クレーンといって、吊り下げられたレールからは移動しません。
つまり工事現場などで見かける車型のクレーンとはまた別の資格なのです。
私は最初その違いに気づかず、天井クレーンの資格のみ取得していました。
あとからネットで調べて、移動式クレーンの免許もあると知った時は少し驚きましたね(笑)
普通は会社に入ってから資格を取ると思うのですが、私は「1つも2つも変わらない、ついでだ!」と、自分で移動式クレーンの資格も取ることにしたのです。
そのおかげで丸良興業と出会えたわけですが、自費だと20万円ほどかかり、就職前のお財布にはこたえましたね。
私はかなり多趣味でして、アイドル・クラシック音楽鑑賞・絵画鑑賞・絵描きなど、プライベートではいろいろなことをやっています。
1番はじめに取得したフォークリフトをはじめ機械を操作するのも好きで、それが高じてクレーンの資格にも興味がわいたというわけです。
どの資格も取得するには勉強が必要ですが、10種類以上の資格を難なく取れたのも、私が多趣味なのが少なからず関係しているかも知れませんね。
機械操作の資格も趣味の延長として捉えていたからこそ、1~2年という短期間で、自力で複数の資格を得られたのではと思います。
人間関係重視!丸良興業の移動式クレーンオペレーターになった理由
フォークリフトの仕事を辞めてから資格をいろいろと取りましたが、その中の一つである
クレーンの資格を活かすべく、最初は工場勤務のクレーン仕事を探していました。
紆余曲折あって、一旦クレーンとは関係のない仕事に就いたものの、自分には合わずすぐに退職。
フォークリフトをはじめ機械を操作するのが好きで、やはり私はクレーン系の仕事に就きたかったのですね。
そこで出会ったのが、丸良興業でした。
フォークリフトの仕事を探していた時もそうでしたが、転職は実務経験が問われることが多いです。
資格だけあっても雇ってもらえず、フォークリフトの仕事探しもかなり難航しましたね。
そのようなこともあって転職するなら、実務経験をしっかり積める会社に入りたかったのです。
資格と実務経験が両方あれば、将来的にも安心ですからね。
私は移動式クレーンの資格だけしか持っていませんでしたが、丸良興業は実務経験を問わない懐の深い会社で、有難いことに採用してもらうことができました。
丸良興業を選んだ1番の理由は、職場内の人間関係のよさです。
ホームページには社員紹介の記事などがあり、会社の様子がネットからでも分かるようになっていて、社内の雰囲気が掴みやすかったのが大きかったですね。
昔の職場では人間関係でいろいろ悩むことがあったので、居心地のよさそうな会社に行きたかったのです。
他の会社よりお給料がよかったのももちろんありますが……(笑)
入社前から安心感を得られたのが、丸良興業に応募した決め手になりました。
私は入社したばかりで、まだまだ会社に馴染みきれていないと思います。
これからゆっくり時間をかけて、社長や他の仲間たちと腹を割って話せる関係になりたいです。
丸良興業の社長は「周りへの感謝を忘れない人」
丸良興業の虻川社長の第一印象は、とても気さくで、ひょうきんな方。
しかしそれだけではなく、入社してからは、感謝の心を大事にされていることもひしひしと伝わってきました。
ちょっとしたことでも「ありがとう」と言ってくれます。
「周りに助けられているから自分がいる」と実感しているのでしょうね。
そして、虻川社長は、ワンマンで突き進むタイプの人ではないと思います。
会社のトップでありながら、きちんと周りを見てくれる。社員一人ひとりに感謝してくれる。
世の中には星の数ほどの会社がありますが、こんなにいい社長がいる企業は、あまりないと思っています。
クレーンはまるで精密機械!移動式クレーンオペレーターとして高みを目指したい
プライベートでは音楽鑑賞や絵を描くことなど芸術に触れることが好きで、私は感性を大切にするタイプだと思っています。
鑑賞する際も、画家や作曲家の生涯・時代・社会・政治・経済的背景ではなく、純粋にその作品に向き合うのを好みます。
その作品の舞台となった場所の空気感や雰囲気に触れられるため、絵画だと私は特に印象派の作品が好きです。
あとはフォービスムや、エコール・ド・パリの絵画もいいですね。
口ではうまく説明できないのですが、現実に忠実な絵画よりも、「いい味だしているな」と感じられる作品に惹かれます。
理屈ではなく、自分の感性で感じ取る感覚です。
これは絵画などだけでなく、「もしかしたらクレーン操作にも同じことがいえるのではないか」と感じています。
というのも、クレーン操作はかなり繊細な技術を求められるからです。
虻川社長は「頭で考えるのではなく感覚で」とよく言われると聞きます。
センスが関係することなら、芸術好きな私でも活躍できるのではないか、と思うのです。
森井さんが描いた作品3点。
私は現在研修期間中で、クレーンの中でも1番小さい13tのクレーンに乗っているのですが、
小回りが利き多くの現場で使用されている13tのクレーンでも操作はかなり難しいです。
今はSNSなどでオペレーターの方が動画などを発信しているので、繊細な作業だということは知ってはいましたが、見るのと実際にやるのとでは全然違いますね。
ほんの少し、レバーをツンっと触っただけで、クレーンの動作は大きく違ってきます。
重機をガンガン動かしているというよりは、操縦席で精密作業をしているような感覚です。
細かく繊細な操作をしなくてはならないため、クレーンの練習は日々自分との闘いです(笑)
私は仕事でもなんでも、何かに取り組むにはそれを好きになることが大事だと思っています。
もともと機械を動かすことが好きなので、研修期間中の身ですが、クレーンの仕事はとても楽しいですよ。
今はまだ操作の繊細さに四苦八苦していますが、ゆくゆくはもっと大きなクレーンにも乗ってみたいですね。
丸良興業の移動式クレーンオペレーターとして、これからたくさん活躍していきたいと思っています。
・・・
丸良興業では現在、一緒に働いてくれる仲間を募集中です。
未経験者の方も大歓迎!働きながら資格取得を目指していただくことも可能です。
記事をお読みになって、
「森井さんのように移動式クレーンオペレーターになってみたい!」
「丸良興業で働きたい!」
と少しでも思った方は、ぜひお気軽にお問合せください!
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