【作業事例】事務所飛び越えて型枠吊!ピタゴラスの実力を見よ!
東京、大田区から全国へ。オペレーター付きクレーンレンタル、重量物吊り上げ作業、各種ラフタークレーン/オールテレーンクレーンの作業・手配を手がけている丸良興業です。
みなさんはピタゴラスを知っていますか?重量としては13t、ブームの長さが最大15m、とここまでは「ふーん、13tや16tのラフタークレーンみたいなものだね」と思うかもしれません。しかしすごいことは15mブームを伸ばしてから、さらにジブを垂直にも水平にも16m伸ばせるということ。合計すると約30mを越えます!13tと重量はコンパクトで小回りが利くので、狭いけれど高さが必要な現場などで重宝する機種です。今回はそのピタゴラスが活躍した作業事例をご紹介しますね。
学校の屋上階に校舎を増築。地上から鉄筋を運ぶのだ!
現場は学校でした。屋上階に校舎を増築するというものでしたが、まず資材である鉄筋を屋上階まで運ばなくてはいけない。しかも校舎の周りにはぐるりと足場が組まれています。つまりただ高く吊るだけでは目標地点に降ろせないのです。このような現場では高さを確保するだけではなく、水平方向へアプローチできる操作性が必要になってきますね。そこでピタゴラスの登場です!
屋上からさらに奥が目標地点。ジブを伸ばして対応
目標地点は屋上のかなり奥まったところでした。まずは鉄筋を垂直方向にどんどん吊り上げます。ここまではメインブームのお仕事。十分な高さまでいったところで、今度は水平方向へ移動させなければいけません。足場を乗り越えてからさらに奥に運ぶ必要があるからです。そこでジブの出番です。メインブームからさらにジブを伸ばして、奥へ奥へと資材を運びます。最大14mまで伸ばせるので足場を乗り越えても十分に余裕がありますね。
障害は仮設事務所。無線による連係プレーで資材をトラックに積載
他にも、仮設事務所の奥にある型枠を吊ってトラックに積むという作業もしました。仮設事務所は高さが約10m、奥行きが約12mです。ピタゴラスを設置している場所からは直接資材が見えないので、玉掛作業員から無線で合図をもらってからピタゴラスのオペレーター室で操作をしました。仮設事務所を飛び越える形で型枠を運び出す作業は、なかなか難しく神経を使うものでしたが、双方の連係プレーとピタゴラスの特性のおかげで無事に作業を終えることができました。
目下の目標はピタゴラスを極めること!
今回の作業を担当した丸良興業の伊藤はなんとの入社9カ月目。最初は13tから始まり順調にキャリアを重ね、今はピタゴラスと20tラフテレーンクレーンに乗っています。中でも小回りが利くピタゴラスは操作のやりがいがあるそうで、目下の目標はそれを極めること。これからの活躍も期待していますよ!
【お問い合わせはこちら】