クレーン会社の配車係を絶賛募集中!
こんにちは。
クレーンレンタル(オペレーター付き)、重量物釣り上げ作業、各種ラフテレーンクレーン・オールテレーンクレーンの作業・手配を手がけている東京大田区の丸良興業です。
創業してからコンスタントに右肩上がりで成長中(本当です!)の丸良興業では常に新しい仲間を募集しています!今回オススメしたいのは、縁の下の力持ちであり、影のフィクサー(!)でもある「配車係」の仕事です!
配車係とはその名の通り、お客様から仕事の依頼があった際に、最適なクレーン車を現場に手配する仕事ですが、シンプルなようで奥が深い、そして大変さもあるけれどやりがいもある、そんな一言では言い表すことができない魅力的な仕事です。
今回は丸良興業の配車係の仕事について知ってもらうために、営業&配車係を担っているスーパー部長、棟田に話を聞きました!リアルな配車係の日常を垣間見ることができます。ぜひ最後までお読みください!
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配車係の仕事内容について教えてください!
配車係の仕事とは、お客様からお仕事の依頼を受けた後に、適切なクレーン車を手配して現地へ割り当てることです。
こう聞いただけでは「それだけ?簡単そうな仕事だな……」と思うかもしれませんが、実は様々な条件やご希望を考慮し、会社として保有しているクレーン車や現在抱えている他の仕事との兼ね合いも考えながら、臨機応変に最適な一台を手配するという極めて奥の深い仕事でもあります。
次々にやってくる依頼を引き受け、ピタリとはまる最適なクレーン車を探して手配することは、イメージとしてパズルを当てはめていくようなものかもしれません。
配車係は、まず自社が保有しているクレーン車の性能やコンディションが頭に入ってないといけないですし、クレーン車とオペレーターの稼働状況も常時把握している必要もあります。
かつ、現場は絶えず動いているので、数時間前の状況が現在は変わっているということもあります。そのような中で、瞬時に最善の策を導き出さなければならないので、なかなか緊張感はありますね。
実際に配車係の仕事の良し悪しが売り上げを左右すると言っても過言ではありません。
クレーン会社ではオペレーターの存在感が強いので配車係はあまり表に出てきませんが、会社の中では極めて重要な仕事だといえます。
配車係の采配でその日の会社の動きが決まりますし、クレーン車やクレーンオペレーターがもてあますことなく毎日現場に入ることができるのは、配車係のおかげと言ってもいいかもしれません。
配車係としてのお仕事のポイントは?
想像力でしょうか。
というのも、お客様からの電話を受けた時点で、相手の状況をある程度読まないといけないからです。
最初にお客様から現場の状況や必要なスペックなどをヒアリングして、話の感触から現場の様子を事細かに想像して過不足のないクレーン車を見極め、オペレーターのスケジュールなども先読みして手配していきます。
半日で終わるのか、1日かかるのか、あるいは数日に及ぶ作業になるのか、工期面なども含めて総合的に判断をしなくてはなりません。
先方もプロなので、聞いていた話と実際の現場があまりにもかけ離れているようなことは滅多にないのですが、必要なトン数を見誤っていたり、仕事量に対して工程に無理があったりするなど、実際に現場を動かしてわかってくることもあります。
そのような場合、例えばクレーン車を変更することになったら、相手にとってもこちらにとっても損失になります。
実際に現場に行ってみたら対応できる機種ではなかったり、思ったより作業量が多く、その日のうちに終わらないとなると、その後の予定が大幅に狂ってきますし、他の仕事にもしわ寄せがきてしまいます。
想定外のことは極力避けたいので、依頼時のヒアリングではかなり細かい部分まで聞き出して、本当に必要としているものが何かを導き出すようにしています。
大変な点はありますか?
繁忙期が忙しいというのは当たり前なのですが、実は閑散期も忙しいのが配車係の仕事です。
繁忙期は多くの依頼が入るので、ひっきりなしに電話をしている状況ですね。私は事務所内を移動するときでも、食事中でもトイレに行くときでも、携帯電話は肌身離さず持っていますね(笑)。
配車係は、基本的には依頼があった現場に自社が保有しているクレーン車で回せればいいのですが、依頼が多すぎて自社のクレーン車だけではまかなえなくなることも多々あります。
そのような時は同業他社に連絡を取って、こちらが逆にお客さんになってクレーン車を手配してもらいます。クレーン会社同士は緩やかに繋がっているので、このように普段は手配している側が逆に手配をお願いすることも珍しい話ではないですよ。
同業者の配車係同士、横の連携がしっかりしているので、もしかしたら配車係は社内よりも社外の方に知っている人が多いかもしれません。
そもそも依頼があった際に、お断りするという選択肢も一般的にはあるかと思うのですが、せっかく依頼をいただいたのですからなんとかしてあげようというのが丸良興業の考えです。ですから、ネットワークを駆使して毎回なんとか手配していますね。
そして閑散期は閑散期で、やはり電話をかけまくっています(笑)。
閑散期の場合は、自社のクレーン車が余っている状況になります。クレーンは稼働してなんぼなので、自社のクレーン車を遊ばせておくわけにはいきません。
そこで、同業他社に電話をして、「うちのクレーンが空いているから、必要な現場があれば回すよ」と方々に売りこみまくります。持ちつ持たれつというわけではないですが、クレーン業界は横の連携でうまいこと回っているという側面があることも事実です。
ですから、配車係はお客様と仕事をするというより同業者と仕事をしているような感覚があります。
いざという時に助けてくれるのは同業者になりますし、同業者からの頼みは基本的に断りません。
協力会社は全国にあるので、どこの現場の仕事を受けてもネットワークによってなんとかなりますね。
そしてこれは手前味噌ですが、丸良興業は業界の中でも知られた存在であり、信頼度も高いので「丸良興業であればなんとかしますよ」と、最初から協力的な姿勢を取られることも多いです。
やはり私たちがこれまで愚直に質の高い仕事をしてきたからなのでしょう。
配車係の一番のやりがいは?
全てのクレーン車が適材適所に収まって、現場で良い仕事をすることですね。
先ほどパズルのようだと言いましたが、だとすると全てのピースがきちんと収まった時とでもいうのでしょうか。
このような状況を生み出しているのが自分だと考えると、嬉しくもあり、またそれがやりがいにもなっていますね。
また、自社のクレーン車とオペレーターが常に稼働していると、充実感というか達成感があります。
クレーン車とオペレーターが稼働していない=損失ということになるので、仕事を受けすぎるのも問題ですが、仕事が途切れないようにすることに関しては徹底してこだわっています。
ただやみくもに同業者に電話をかけまくるということではなく、日頃からまめにコミュニケーションをとって関係を築いておき、できれば相手の会社の状況まで把握していたらいうことないですよね。
相手も同じように仕事がない状況で、そこへ追い打ちをかけうるように「仕事をくれ」って言うのも思いやりのない話ですからね。
自分のところだけがうまく回っている状況は不本意なので、同業者の利益も考えながら声をかけるようにしています。
配車係として必要なスキルは?
配車係は最初に依頼の電話ありきなので、まずは相手の状況を聞き出すための傾聴力が必要です。次に状況を瞬時に見極めてベストアンサーを導き出すための判断力や論理的思考が必要になってきます。
しかし、何よりも大切なのはコミュニケーション力ではないかと思っています。
これは半分冗談ですが、丸良興業の配車状況がうまくいっているのは、私の人柄が大きいと思いますよ(笑)。
同業他社の配車係と良好な関係を築けているのはコミュニケーションの賜物だと思いますし、様々な局面で最終的な判断をするのは人なので、そのような場面で良い計らいをしてもらうためには、日頃から誠意のある態度で接しているからだと思います。
決して気に入られようとしているわけではなく、心から相手を思いやっていれば、自然と良好な関係が築けるのではないでしょうか。
どのような人材を求めていますか?
経験者と未経験者、どちらも歓迎です。クレーンオペレーターと違って、特別に必要な資格や免許はないので、ある意味やる気一つで飛び込める職種でもあります。
スキルの部分に関しては先ほどいろいろと言ってしまいましたが、無駄なく迅速にクレーン車を配車するスキルだけではなく、人としての生まれ持った素養だったり人間力だったりが重要になってきます。
表に出るような派手さはないですが、間違いなくやりがいがある仕事なので、チャレンジ精神旺盛な人であれば、是非応募していただきたいですね。
入社後、実際にはどのような働き方になりますか?
今、丸良興業の配車係は私一人になりますが、入社していただいたら私の仕事を引き継ぐというよりは、一人体制を二人〜三人体制にして余裕を持って業務にあたっていく予定です。
常に私がいるので、わからないことはいつでも聞くことができる恵まれた環境ですよ(笑)。
丸良興業が保有しているクレーン車は今現在22台あり、オペレーターは20人います。しかし、さらにまた数名のオペレーターが入ってくる予定なので、今後もクレーン車・オペレーター共に増え続けると思います。
この台数と人数を配車係で回していくことになりますね。多いと思うかもしれませんが、慣れれば楽しくなってくると思います。
配車予定を入力したり、スケジュールを組んだりするのはパソコンで行うことになるので、ごくごく基本的なPC操作ができるとスタートがスムーズかと思います。
また、これは条件ではないのですが、テレアポ経験者などは比較的得意な分野かもしれません。
働く時間帯は午前8:00~午後17:00もしくは午前9:00~午後18:00、原則として週休2日制になります。場所は大森の本社になり、現場に出ることはありません。比較的落ち着いた環境の中で仕事ができると思います。
最後に一言お願いします!
丸良興業には様々な働き方が用意されています。クレーンオペレーター、整備工、営業、事務、そして配車係。それぞれに明確な役割がありますが、決してバラバラにそれぞれが黙々と仕事をこなしているわけではありません。
皆、丸良興業というチームの一員としての誇りと自覚を持ち、尊重し合い、そして協力し合いながら仕事をしているので、どのような役割を担っていても孤独になることはありません。
配車係としての仕事は時として大変なこともあるかと思いますが、そのような時は周辺の人に遠慮せずに協力を求めてください。きっと親身になって最善の策を共に考えてくれるはずです。
チームとして働きたい方、成長したい方、スキルを身につけたい方、自分の夢を叶える環境として丸良興業は最適な職場です。
丸良興業で配車係として活躍したい方は、ぜひお気軽にご連絡ください!
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