現場監督が初めてでも安心!クレーン作業の許可申請事例
こんにちは。クレーンレンタル(オペレーター付き)、重量物釣り上げ作業、各種ラフテレーンクレーン・オールテレーンクレーンの作業・手配を手がけている丸良興業のブログ担当です。
今回クローズアップするのは弊社の営業事務です。
弊社では、クレーン作業に求められる各種許可の取得を書類の作成から丸ごと代行しています。そこで活躍してくれるのが営業事務の担当者なのです。
具体的にどのような流れで許可申請が進むのか、最近の事例を交えてご紹介していきたいと思います。
現場で円滑に作業を進めるための許可や下準備
インタビュアー(以下:イ):今日はよろしくお願いします。今は丸良興行に入ってどれくらい経つのでしょう?また、営業事務とはどんなお仕事をするのですか?
棟田:今で営業事務は2年目になります。
営業事務の仕事は、見積書や工事現場の安全書類の作成や買掛金の処理、また役所や警察に対し工事内容をご説明した上で、工事に必要な許可の申請を貰いに行くことなどが業務になります。
イ:その「許可の申請」とは、具体的にはどのように進んでいくのでしょう?
棟田:最近の現場を例にご説明しますと、現場では大きなユンボを吊り上げる作業でした。
大きなユンボを吊り上げるということはそれだけ大型のクレーンを使用するということですが、そうなれば上空だけでなく地下にも”より”気を配らねばなりません。
現場付近の埋設物、
「ガス管や下水管などにどう気をくばりながら作業を進めていくのか」、
「道路の荷重を和らげるためにどう対処を施すのか」など作業の安全対策を資料に起こして、ガスであれば東京ガス、下水管であれば下水道局に説明し、許可を貰いに行くことが私の仕事です。
現場監督でなくてもいい仕事。だから私がやる仕事
イ:クレーン作業にはそんなにも許可が必要になってくるのですね!
棟田:もっと言えば以上の許可をもらった上でさらに資料をまとめ、最終的に警察署に提出するまで”が仕事です。
工事に関わる現場監督が警察にクレーンの使用許可を取りに行くケースもこの業界では多々あります。
しかし、今回の現場監督は”今回が初めての現場監督の仕事だった”という事情もあり、大変に喜ばれました。そういった感謝の声はそのまま”やり甲斐”に繋がりますね。
少し補足をすると、工事の元請けの会社さんは、「現場監督が資料を作る時間をその分安全対策などに回してほしい」といった意向を持っていらっしゃる方が少なくありません。
どのみちクレーンを動かすにあたって、安全対策の資料を弊社が出さないことには現場監督も警察に許可を取りに行くことはできません。
それであれば、クレーンに関わる許可申請はまとめて弊社が承ります。現場監督には他の作業に時間を充てて頂きたい思いがあるからです。
“つながり”に魅力を感じる現場内・外かかわらず連携が取れている
イ:誰かがやらなければならない仕事を率先してやる姿勢、とっても素敵だと思います。
最後に丸良興業について伺います。率直にどんな会社ですか?オペレーターの方ではなく「営業事務」の立場からの意見が聞きたいです!
棟田:「距離が近い」会社だと思います。
冒頭にもあった通り、建設現場は連携が取れていないことにはいい仕事ができません。
それは直接現場に赴かない営業事務も同じであると考えています。
私が誰とでもおしゃべりをしてしまう性格……ということもありますが、現場で働くオペレーターとの距離がとても近い会社だと考えております。
それも、「仕事だから仕方なく」というわけでなく、人として連携ができるコミュニケーションが取れる職場であるのが魅力だと感じています。
イ:今日はありがとうございました!
クレーンを動かすのはオペレーターだけではありません。
様々な人にご説明、許可をとってより初めて仕事が成り立つのです。直接現場にいなくてもなくてはならない仕事に奮闘する彼女は丸良興業になくてはならない存在です!
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